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2017JFAキッズミーティング開催報告
2017年02月02日
1月27日(土)、28日(日)の二日間にわたって、JFAハウスにて全国47FAから、総勢54名が参加し「JFAキッズミーティング」を開催しました。これまでのキッズプロジェクトの活動を確認するとともに、キッズ活動の3本柱であるキッズリーダー養成、フェスティバル、巡回指導を中心に好事例の紹介や課題をディスカッションしました。参加者の熱心な姿勢、前向きな意見交換が行われ、中身の濃いミーティングとなりました。各FAは、このディスカッションを参考に2017年に向けて、プランニングシートを作成・修正しました。
また、日本サッカー協会より今年度のキッズプロジェクト関係事業やその他の新しい取組み(女子・障がい者・JYD等)などの新しい情報を共有し、最後に「サッカーを愛する仲間=サッカーファミリーが1,000万人になる。」という2050年の約束(JFA2005年宣言)の実現に向かって、力を結集し、取り組んでいくことを確認、次への一歩を踏み出すための有意義なミーティングとなりました。
参加者コメント
北村和弘 さん(北海道サッカー協会)
今年度のミーティングでは、「JFAからの発信」から始まり、テーマ別に4回のディスカッションを行いました。特にディスカッションでは、全国各FAの好事例や今後に向けての取り組み等を聞くことができ、今後の北海道FAでの「グラスルーツの確立」に向けて、大きなヒントを得ることが出来ました。各FAで抱えている問題点は様々ですが、全国から集結し、情報を共有することの重要性をあらためて感じました。世界基準を目指すべく、日常の中にサッカーというスポーツを浸透していくためにも、一人でも多くのキッズプロジェクト理解者を増やしていき、子供たちの活動の場をより幅広く提供できるよう、今後も力を注ぎたいと思います。2日間、大変有意義な時間を過ごせました。
藤村孝幸 さん(東京都サッカー協会)
全国47FAからキッズ年代に関わる方々が、50名以上出席し、JFAハウスにて、『2017年度 JFAキッズミーティング』が開催され、私は、今回初めて、東京FAから金澤キッズプロジェクトリーダーの代理として、出席させていただきました。西野技術委員長のご挨拶から始まり、JFAの発信、キッズプログラムの活動3本柱(巡回指導・フェスティバル・リーダー養成講習会)に関するテーマに沿って、各都道府県の課題や好事例をディスカッション、多岐に渡る内容を情報共有することができ、大変有意義な2日間となりました。
今後、少子高齢化社会に向け、課題は山積ですが、改めて東京FA内の課題と目標を、技術委員長と共に整理し、東京の規模とポテンシャルに見合い、そして全国のモデルになるようなキッズの活動を、目指していく所存です。-JFA2005年宣言- 2050年の約束 「サッカーを愛する仲間=サッカーファミリーが1,000万人になる。」に向け、全国のキッズ年代に関わる皆様と一緒にベクトルを合わせ、出会いの場であるキッズの活動を創出し続けることにより、1人でも多くのサッカーファミリーが増えていければ幸いです。
嘉村諭 さん(愛媛県サッカー協会)
今回のキッズミーテングではJFAからの発信もあったが、活動の2本柱や新たにJYDとの関連や、FA内に於ける技術委員長との連携など具体的かつ今後の活動の大きな指針となる内容でした。ディスカッションにおいても様々な好事例が出され、濃密な時間でした。その中で、全国のFAと自分のFAとの比較が明確にでき、愛媛FAのこれまでの活動を否定する事では無く、想いを受け継ぎ新たなアプローチをする決意が湧きました。FA内で特定の人だけが大変な思いをせずに、種別を越えて全体で取り組むべきだと感じます。好事例から未来を見据えている事や人と人とが繋がっていったら、大きな力になると感じました。「がんばるけん愛媛県」を合い言葉に、サッカーファミリー1000万人に向けてFA全体で動いていきたいです。