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JFAビーチサッカー巡回クリニックを石川県で開催
2017年07月25日
7月22日(土)と23日(日)の2日間、石川県白山市徳光海岸で行われた第12回全国ビーチサッカー大会北信越予選とCCZフェスティバル(ビーチスポーツのフェスティバル)に合わせて、今年初のJFAビーチサッカー巡回クリニックが開催されました。
今回インストラクターとして河原塚毅氏(ソーマプライア沖縄)と田畑輝樹氏(ヴィアティン三重BS)の2名を招聘し、全国ビーチサッカー大会北信越予選に出場する選手やビーチサッカーに興味のある子どもたちを対象にクリニックを実施しました。
初日の22日(土)午前中は、櫻田雅裕元FIFAレフェリーとともに北信越予選参加チーム向けにビーチサッカーのルールを中心としたクリニックを実施しました。北信越大会では、普段ビーチサッカーをしていないチームが出場するため、ルールの説明、確認をし、選手・レフェリーともにストレス無く試合に臨めるように努めました。ビーチサッカー特有のルールを櫻田氏より説明し、時おりインストラクターのデモンストレーションを交えながら参加者に向けてルールの共有を行いました。
そして夕方北信越予選の初日が終了後、子どもや女性を対象としたクリニックを実施しました。ゲーム中心の内容で、インストラクターチームと参加者チームに分かれて試合を行い、両インストラクターのプレーに魅せられながらも、参加者も負けじと好プレーを見せての接戦となり、会場は大いに盛り上がりました。
23日(日)は、「CCZフェスティバル」の参加者を対象としたクリニックを予定していましたが、早朝から降り続いた大雨の影響で中止となってしまい、代わりに北信越予選の準決勝と決勝の合間にプレー時間が短かった選手やチーム関係の子どもたちを対象にクリニックを行いました。あいにくの天候でしたが多くの選手が参加し、基本技術のスコップから実際の試合で使える技術などをインストラクターがデモンストレーションプレーし参加者に指導しました。
インストラクターコメント
河原塚毅 インストラクター
今回初めて、北信越地域にビーチサッカー普及のお手伝いに行かせていただきました。今回の巡回クリニックと並行して行われていた全国ビーチサッカー大会の北信越予選にはビーチサッカーを初めてプレーするという10代の選手や大学生も参加していました。こういった若く未経験の選手達にルールを含めたクリニックを行うことが出来たことは、とても良かったと思います。選手たちからは、クリニック後も質問などを受け、向上心や探求心を感じることができました。そして、運営や審判の皆さんがとにかく協力的で、北信越にビーチサッカーを普及させようというエネルギーに溢れていました。これからも、北信越のビーチサッカーが発展していくのを楽しみにしています。
田畑輝樹 インストラクター
初日は炎天下の中、全国ビーチサッカー大会北信越予選の開幕前にビーチサッカーのルールをメインとした指導を行いました。普段ビーチサッカーをやってないチームは特に真剣な表情で聞いてくれていたのが印象的でした。技術や戦術を教えることも重要ですが、ルールも教えていくことも大切だと感じた時間でした。そして試合が終わってアドバイスを求めてきたチームもあり、真剣にビーチサッカーに取り組んでいる姿勢を見てうれしく思いました。初日の暑さから打って変わって翌日は朝から激しい雨が降りCCZフェスティバルが中止になり、初めてビーチサッカーを体験する参加者にビーチサッカーを知って楽しんでもらうことができなかったのが残念です。しかし、そんな雨の中でも濡れながらクリニックに参加して一生懸命やってくれた選手や女性、子どもたちには感謝しています。今回は悪天候でのクリニックでしたが、色々と学べる2日間でした。今後もビーチサッカー普及や強化のために貢献できるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
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