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2019年度 全国技術委員長会議を開催
2019年02月20日
都道府県・地域サッカー協会の技術委員長、JFAナショナルトレセンコーチが一堂に会する「2019年度全国技術委員長会議」を2月16日(土)、17日(日)にJFAハウスで開催しました。
日本サッカー協会の活動や施策、選手育成についての考え方を共有するとともに、2日間の会議を通じて、日本代表の強化指針や各カテゴリーの代表活動、トレセン活動における取り組みなど、多岐にわたる活動報告が行われました。
またディスカッションでは、ゲーム環境をテーマに9地域に分かれて話し合い、現状の課題や取り組み方について意見交換が行われました。
技術委員長コメント
関塚隆 JFA技術委員長
2日間、全国技術委員長会議にて多岐にわたるJFAの活動報告に耳を傾けていただき、また意見を出していただき本当にありがとうございました。
2018年はFIFAワールドカップロシアにて、日本代表は日本のサッカーをピッチで表現しJapan's Wayを見せることができたと思います。しかしながら、次のワールドカップでベスト16以降の新しい景色を見るためにも、各都道府県FAの技術委員長をはじめ指導者の皆さんと一緒に進んでいきたいと思います。各地域で行われている日頃の活動が日本サッカーの発展につながりますので、これからもご指導よろしくお願いいたします。
参加者コメント
川上栄二 栃木FA技術委員長
各カテゴリーの代表監督からグラスルーツまで、今回も幅広く内容の深いお話を聞くことができ、今後地元FAに戻ってから情報を共有したいと考えております。なかでも森保監督のご厚情ある温かい言葉は、私自身大いなる感銘を受けることができ、またすべての日本の指導者に対する励みとなったのではないかと確信しております。
世界の更なる進歩、アジア各国の激しい追随の中、日本の強化・育成及び普及をどのようにしていくか、“Post2018”をキーワードに考えながら今回参加させていただきました。
サッカー文化の深化・醸成という観点では、「暴力根絶」「障がい者への取組み」「女子の普及」という点で、栃木の実情を鑑みながら多くのヒントを得ることができました。また、強化・育成という観点では「インテンシティ」の質量、なかでも質の点に関してどのように改善していかなければならないか、FAに持ち帰り協議していかなければならないと感じました。これまで通りの強化・育成観を抜本的に見直し、「強化・育成のアクションプラン」を強く推進していかないと世界の潮流に取り残されていくのではないかと、危機感も感じております。「インテンシティ」の質量の向上は、逆に考えればより良いスポーツ環境を選手に提供しなければならないとも捉えられます。「休養日の設定」「コンディショニング」「メンタルマネジメント」それ以外にも、「コーチの質」「保護者の関わり」など目前の課題は山積しておりますが、一つ一つ克服していかなければならないと再確認することができました。今回の会議のために多くの準備をしていただいたJFAの関係者の皆様に心より感謝申しあげます。
中野勝彦 石川FA技術委員長
JFAの約束2050に向けての強化・育成アクションプランに関して、関塚技術委員長から提案がありました。約束を守るためにもまずは目標2030に向けて行動していく必要があります。特に2種年代に関わっている一人として、2種の国内リーグの質の向上は急務であると感じました。
また田嶋会長の挨拶の中に、「本気でやる!」思いがあれば今を変えることができるという言葉があり、共感をしました。
石川県として、常にプレーヤーズファーストを頭に置き、ゲーム環境の整備をはじめ、世界で活躍できる選手育成、そのための質を求めた指導者養成に「本気で取り組もう」と考えています。小さな県なので、まずは指導者が種別・チームを越え、「まとまり・つながり(BONDS)」イメージを共有することを大切にしていきたいと考えております。我々の活動がJFAの約束2050の実現には不可欠であると強く感じました。そのために情熱を持って行動していきたいと思います。
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