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S級コーチ養成講習会2020 Module3・集中講習⑦ 受講者レポート Vol.10
2020年11月11日
3回目の短期講習が終了し、module3のオンライン講習がスタートしました。
今週からは受講生一人一人に抽選で割り当てられたテーマで20分間のプレゼンテーションも始まりました。
Module3・集中講習⑦
期間:11月2日(月)~11月5日(木)
11月2日(月) | プレゼンテーション、短期講習振返り プロフェッショナルコーチング論 永井秀樹(東京ヴェルディ 監督) |
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11月4日(水) | プレゼンテーション メディア論 大住良之(ジャーナリスト) |
11月5日(木) | プレゼンテーション プロフェッショナルコーチング論 影山雅永(U-19日本代表 監督) |
次週は三田光さん(ファジアーノ岡山U-18 コーチ)よりお伝えします。
受講者レポート
増本浩平 氏(松本山雅FC)
まずは、様々な方のご尽力により、このコロナ禍の中、2020年S級ライセンス講習会を開催していただいたこと感謝申し上げます。
先日、高円宮記念JFA夢フィールドでの指導実践も終わり、それぞれの課題を持ち帰り、アップデートしていく日々を送る中で、Module3のオンライン講習の1周目が始まりました。
今講習からプレゼンテーション実習が始まり、各自に割り当てられたテーマをもとに、一日2人ずつ、20分の発表を行います。テーマを掘り下げ、論理的に構築していき、広い見識を持って発表するのですが、今まで受けてきた講義がヒントになることが多く、気づきの多い講習会であることを改めて感じました。
そのほかに、今週の講義は、①指導実践の振り返り、②プロフェッショナルコーチング論(永井秀樹さん)、③メディア論(大住良之さん)、④プロフェッショナルコーチング論(影山雅永さん)がありました。
①指導実践の振り返りでは、4グループに別れ、各グループ1テーマで4テーマについて発表しました。戦術のメリット、デメリットなど、留意点を出し合い受講生全員で共有しました。テーマを皆で議論し深め合う中で、気づきが多く今後の指導に生かしていかなければと感じました。
続いて②永井秀樹さんの話ですが、まずはシーズン中のお忙しいなか時間を作っていただきありがとうございました。監督就任の経緯や留意点など非常に興味深く、理想と現実の折り合いをつけて行くことの大切さや、チーム作りをして行く上でベテランと若手の扱いや、規律等、最初が肝心ということが非常によく分かり、具体的にイメージすることが出来ました。
③大住良之さんのお話では、メディアとの距離感や関係性の大切さ、相手が何の媒体で、何を求めているのかに留意すること、インタビューの背後に視聴者、ファンがいることを忘れることなく応対していくことの重要性を考えさせられました。また、ぶら下がりや囲み取材の怖さ、試合後の会見での言動など気をつけるべき点が多いことに気付かされました。
④影山雅永さんには2回目の講義のお時間を頂きました。今回はご自身の体験の中から様々なお話をして頂き、監督、コーチとしての心構えや立ち居振る舞いを認識しました。また、私は『日本人』として日本のサッカーをどうしていくべきか、課題や方向性について考える機会が多くなかったのですが、影山さんの、「U-19日本代表で目指していること」やボバン氏の話などを通じて、S級指導者になるに当たっては、当然考えていくべき課題だと痛感させられました。
今週も1週間があっという間に過ぎ、充実した内容の講義を受けることができました。最初は慣れなかったzoomでのディスカッションも増え、多くの気づきを得られました。仲間からもオープンマインドでいることの大切さや、自信を持つことの重要性を改めて感じさせられました。学んだことを何一つ無駄にすることなく、今後の指導につなげていきたいと思います。
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