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S級コーチ養成講習会2023 Module1・短期講習① 参加者レポート Vol.1

2023年04月21日

S級コーチ養成講習会2023 Module1・短期講習① 参加者レポート Vol.1

2023年度S級コーチ養成講習会がスタートしました。2022年12月に実施したトライアル参加者から選考された20名が4月8日(土)、新横浜に集合し、冒頭に反町技術委員長からの温かくも気の引き締まるエールを受けガイダンスが始まりました。

20名それぞれが豊かな個性を発揮しながら切磋琢磨し、プロライセンス取得にとどまらず、指導者としてさらに成長することを目指して約9ヶ月間の講習会に臨みます。

Module1・短期講習①

期間:4月8日(土)~4月13日(木)

4月8日(土) ガイダンス
グループワーク
試合視察 横浜F・マリノス 対 横浜FC @日産スタジアム
4月9日(日) グループワーク
分析発表
ASE(野外研修) @筑波大学 野性の森
コンディションチェックゲーム @鹿島ハイツスポーツプラザ
4月10日(月) 指導実践
4月11日(火) 指導実践
振り返り・グループワーク
4月12日(水) 指導実践
4月13日(木) 指導実践
ガイダンス

サポートプレーヤー派遣ご協力
流通経済大学

参加者コメント

内田篤人 U-20日本代表ロールモデルコーチ
集合までにいただいた課題は2つありました。自分自身のプレーモデルを作成すること、もう1つは割り当てられた横浜FMと横浜FCのどちらかを分析し、両チームがJ1リーグ第7節で実際に対戦する4月8日までにゲームプランをたてることでした。課題1つ目のプレーモデルを作成する際には自分がどんなサッカーをしたいのか、そのためにはどのようなことを整理すべきなのか…矢印は自分に向き、小学一年生から始めたサッカーでしたがまだまだ不透明で確立した考えを持てていないのだと痛感しました。
2つ目の課題で横浜FMを分析することになり、現役時代何度も対戦してきた彼らを「初めて」分析してみることになりました。選手の時に分析や対策はしてこなかったのか。という声が聞こえてきそうですが、当時の私はそれほど対戦相手を分解して観てきませんでした。何度もミーテーングで相手の情報を共有しようとしてくれたスタッフの方々、本当にごめんなさい。選手と指導者は全く別のものだと捉えられるひとつでもあるのかもしれません。集合してからグループワークで話し合うことにより、新たな視点や効率を高める術を知ることができました。そして何より日産スタジアムで試合観戦をさせていただく際、横浜FMが全面協力のもとで快く歓迎していただき、感謝の気持ちで一杯でした。Jリーグチャンピオンの姿勢をしっかりと見ることができました。ありがとうございました。
実際に集合し、参加者同士で顔を合わせるとなんともいえない緊張感が漂いました。またそれは各々が準備してきた決意と、自信と不安の表れだったのだと思います。まず我々が向かったのは筑波大学野生の森。ASEを体験し学び、チーム作りやこの講習会がより濃く、よりオープンに行われる目的があったのだと思います。自己紹介から始まり、体験が終わる頃にはグループとしての信頼感やチームワークが生まれていました。仲間を受け入れること。自分自身を解放すること。ここでも多くの学びがありました。
「指導実践」。文字にするだけでソワソワしてしまうのはなぜなのでしょうか…。現場で監督を何年もされている方でも緊張感を感じているようでした。当たって砕けろの精神で臨んだ私は見事に挫けてしまいました。が、チューターのフォーローや的確なアドバイス、仲間である参加者の温かい言葉により次のチャレンジに向かっています。
指導者とは。サッカーとは。もがきながらも、何か少しでも多く得られるように。この縁を大切にしながら取り組んでいきたいと思います。

toto

S級コーチ養成講習会は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施しています。

toto

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