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2018年度小学校体育サポート インストラクター研修会開催
2018年08月24日
8月20日(月)と21日(火)の両日、小学校体育サポート研修会を静岡県清水市のJ-STEPで開催しました。
この研修会は「小学校の体育でのサッカー実施をサポートする小学校体育サポートインストラクターの養成」、「既存の小学校体育サポートインストラクターの研修」を目的に実施している研修会で、各FAから19名の方が参加しました。
講義や実技を通して、体育やサッカーの授業を苦手とする先生に、どのように授業を組みたてていけばいいか、サッカーの授業は難しいものではない、ということを伝える研修会の作り方を学びました。
参加者コメント
堀内友貴 さん
アイスブレイクからたくさんのメニューを教えていただき、また他の受講生の方々ともすぐにコミュニケーションを取ることができました。実技では細かなポイントや声かけの方法を丁寧に指導していただきました。体育館という限られたスペースでも楽しくサッカーの授業ができるのだということを改めて感じました。また2日目は自分自身が研修会を行う際にはどのように実施すればいいか、どういった形で講義、実技を進めればいいのか細かく教えていただき、実際に自分が研修会を行うイメージができました。FA等に還元し、全体でのスキルアップにつなげていきたいです。
住野健一郎 さん
現場の先生方の要望に応じた研修会内容になっているなと思いました。サッカー経験者でもあきない研修内容で、楽しく研修をすることができると感じました。自分の特技(サッカー)をもとに教育現場の役に立てるような研修会ができればいいなと思います。また体育の授業は用具がないこと等が課題になることもありますが、新聞紙を使用して作ったボールを使用することはとてもいいアイデアだと思いました。45分の授業展開を逆算で考えていく流れ、単元計画の考え方は体育が苦手な先生方にも広めていきたいと思います。
佐藤駿丞 さん
45分の授業のほとんどをただゲームで終わらせ、ボールに触れない子どもが多いと感じていました。しかし、今回の研修会で学んだことを活用することでよりサッカーの授業、体育の授業の展開の幅が広がると感じました。実技中にも解説があったので、どのように授業を展開していけばいいのか、どのように流れを作っていけばいいのかがわかりました。子どもたちにもサッカーの楽しさを感じてもらえると思います。FAに持ち帰り、どんどん広めていきたいと思います。
平尾信晃 さん
2回目の参加でしたので、昨年の研修会後に実際に小学校の授業でやってみて難しかった授業構成や子どもたちを飽きさせない工夫に着目して今回の研修会に臨みました。講師の北野先生のテンポの良い展開や間合い、アイスブレイク等今後の授業や研修会、他の種目も体育の授業にもとても役に立つと感じました。体育本来の運動をすることの楽しみを改めて実感できました。「ゲームがもっとしたい」と思うようなタイミングで終わったことも、次の授業につながると思いました。実り多き二日間になりました。今後も研修会を実施していきたいと思います。
「小学校体育サポート研修会」とは
公益財団法人日本サッカー協会が推奨する小学校の新学習指導要領に沿った体育授業サポート研修会です。特に、体育や運動の苦手な先生に受けていただきたい研修会です。「外部のコーチが来てサッカーをしてくれた」ではなく、体育の授業を担当している先生方ご自身がサッカーの授業や児童とのふれあいを楽しんで行ってもらうために実施しています。これまで受講いただいた先生方からは、サッカーのみならず教育活動のさまざまな場面で、この研修会で受けた内容を活かせるという声が多くあがっています。
① 実技(60分):
先生方ご自身に、サッカーの楽しさ、運動の楽しさを「これなら出来る!」という手応えを感じていただく内容となります。先生方が楽しいと感じていただくことが「楽しい授業」を行う一番のポイントであると考えます。
② 講義(30分):
実際の授業を研究・計画するうえでのポイントや、単元の狙い、領域目標、児童の発育発達に則したプログラム全体の考え方をお伝えします。