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「第五回レオピン杯 Copa Amputee」FCアウボラーダが大会史上初となる2連覇を達成

2018年06月01日

「第五回レオピン杯 Copa Amputee」FCアウボラーダが大会史上初となる2連覇を達成

アンプティサッカー国内二大大会の一つである第五回レオピン杯Copa Amputeeが5月19日(土)・20日(日)、花博記念公園鶴見緑地球技場(大阪府大阪市)で開催されました。この大会は2012年に行われたアンプティサッカーワールドカップで未勝利に終わったことがきっかけで実践の場を増やしレベルアップを図るために開催されています。

今大会では合同チームを含めた6チームが出場し、小学生や女性、これが公式戦デビューとなった65才の選手らを含む96名が参加。2日間に渡り熱戦を繰り拡げました。

大会当日には選手が直接指導する体験会やミニゲームも行われました。多くの方が参加し、クラッチと呼ばれる杖で身体を支えながら片足で走り、ボールを蹴ることの難しさを体感しました。

大会は、予選ラウンド序盤から、昨年の決勝カード、前回準優勝の地元・関西Sete Estrelasが、前回優勝のFCアウボラーダを2-0で破り、波乱を予感させましたが、決勝戦の顔合わせは、昨年と同一カードとなりました。

試合は開始直後、アンプティサッカー日本代表選手でもある川西健太選手の得点で関西Sete Estrelasが先制。このまま波に乗って押し切るかと思われましたが、総合力に勝るFCアウボラーダは追いつき、後半には逆転ゴールを挙げ、大会史上初となる2連覇を成し遂げレオピン杯を掲げました。

決勝こそ昨年と同カードでしたが、他の試合も接戦となり全体的にレベルが上がってきたことを示す大会となりました。10月の世界選手権を経ての秋の日本アンプティサッカー選手権では、より成長したプレーも見られることでしょう。是非、会場でご観戦ください。

最終結果

優勝 FCアウボラーダ(2年連続2回目)
準優勝 関西Sete Estrelas(2年連続2回目)
3位 FC九州バイラオール
4位 ガネーシャ静岡AFC・TSA FC合同チーム
5位 AFC BumbleBee 千葉・アシルスフィーダ北海道合同チーム
6位 A-pfeile広島AFC・FC-ONETOP合同チーム

個人賞

最優秀選手賞:遠藤好彦 選手(FCアウボラーダ)
得点王:川西健太 選手(関西Sete Estrelas)
敢闘賞:古城暁博 選手(AFC BumbleBee 千葉)
特別賞:近藤碧 選手(関西Sete Estrelas)
特別GK賞:北波直人 選手(関西Sete Estrelas)

コーチ・選手コメント

野口魁 コーチ(FCアウボラーダ/ヘッドコーチ)
今回、レオピン杯初の連覇という素晴らしい結果を残せたことをとても嬉しく思います。初戦では実力を発揮できずに関西Sete Estrelasに敗れ、暗い雰囲気になりましたが、選手やスタッフが優勝するためにはどうしたらいいかを考え、チームのために行動出来たことが大きな勝因だと考えています。私たちは課題を一つずつ乗り越え、大会が進むにつれて一丸となり、2日間の計4試合を通じて大きく成長することができました。また、参加できなかったメンバーや日頃からチームをサポートしてくださっている皆様の応援が、我慢が続く試合中の「あと一歩」につながりました。いつもありがとうございます。次なる目標は年間王者です。昨年果たすことのできなかった選手権大会優勝に向けて、これからもチーム全員で日々のトレーニングに励んで参ります。また、本年はW杯も控えています。選出される選手が日本チームのために全力を尽くせるようサポートしていきます。最後に、今大会開催にあたってご尽力いただいた全ての方々にこの場を借りて御礼申し上げます。

遠藤好彦 選手(FCアウボラーダ/キャプテン・MVP)
今年のCopa Amputeeではグループリーグ初戦で初めて敗戦を喫しました。勿論、チームの雰囲気も重く、特に苦しい戦いが続きました。そんな中でつかんだ優勝という結果は、言葉以上にとても嬉しく思います。今だから言えることですが、初戦の負けが私たちをレベルアップさせてくれました。諦めない気持ち、逆境を跳ね返す力、ハードワークを全員が続けました。この結果におごらず、チーム一丸となってアウボラーダらしく、さらなる高みを目指します。また今年はメキシコでワールドカップが開催されます。全国の選手たちと連携を取り、気持ちをひとつに、準備していきたいです。最後になりますが、今大会もスポンサー様をはじめ、各関係者の皆様、ボランティアの皆様、開催にご尽力いただいた皆様のおかげで、何不自由なくプレーに集中できました。この場を借りまして、御礼申し上げます。

北波直人 選手(関西Sete Estrelas/特別GK賞)
今大会はチームとして優勝をするという強い気持ちで取り組んできました。決勝戦は昨年と同様にアウボラーダとの対戦となり、お互い絶対に勝つという気迫が感じられた熱い試合でした。先制点を奪いましたがその後はリズムを失い、後半に2失点をして逆転負けで、2年連続の準優勝となりました。地元大阪での開催ということで、スポンサーや関係者の方々や家族、友人など沢山の方が応援してくれました。優勝を届けたかったので非常に悔しい大会となりました。失点をして負けたにもかかわらず、特別GK賞をいただけたことは光栄です。力不足なところや課題も多いので、賞をいただいたことに満足せず、気持ちを切り替えて頑張っていきます。チームとしては初めてアウボラーダに勝利したこと、川西健太が得点王、アオ(近藤碧)が特別賞をいただいたことはチームにとってプラスだと思います。スタッフのサポートがあっての結果だと思いますので感謝しています。最後に今大会開催にご尽力いただいたスポンサー様をはじめ関係者の皆様、多くのボランティアの皆様、会場へ観戦に来ていただいた皆様のおかげで素晴らしい大会になったことをこの場をお借りしまして御礼申し上げます。

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