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アンプティサッカー日本代表 ワールドカップ向けた最終合宿を終える
2018年09月11日
アンプティサッカー界最高峰の大会「アンプティサッカーワールドカップ」に向けたアンプティサッカー日本代表の最終合宿が、9月1日(土)から2日(日)まで神奈川県川崎市のフロンタウンさぎぬまで行われました。
日本代表の始動となった7月の宮崎合宿から約1か月半。各選手が課題に取り組み、成果を持って集まりました。7月末に、ワールドカップの組み合わせが決定し、対戦国(ポーランド、コロンビア、コスタリカ)が明確になったことから、具体的に対戦国を想定しながらの戦術練習や、チーム全体での積極的なコミュニケーションとディスカッションを大切にした、連動したプレーの強化に取り組みました。合宿の最後には、関東選抜チームとの壮行試合を行い、多くのアンプティサッカー関係者が日本代表チームを激励しました。ワールドカップまでの残りの期間も、選手全員が「ベスト4」達成を目指して取り組んでいきます。
大会概要
大会名称:
アンプティサッカーワールドカップメキシコ大会2018(WORLD CUP AMPUTEE FOOTBALL MEXICO 2018)
開催地:
メキシコ(グラダラハラ市ほか)
大会期間:
2018年10月27日(土)~11月4日(日)
大会形式:
4チームが6グループに分かれてグループリーグを行い、各グループ上位2チームと3位の成績上位4チームの計16チームがノックアウトステージに進出。
Aグループ | メキシコ、イングランド、アイルランド、ウルグアイ |
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Bグループ | アルゼンチン、イタリア、フランス、ガーナ |
Cグループ | ポーランド、日本、コロンビア、コスタリカ |
Dグループ | アンゴラ、ハイチ、ウクライナ、スペイン |
Eグループ | ロシア、ブラジル、エルサルバドル、ナイジェリア |
Fグループ | トルコ、アメリカ、ケニア、イラン |
選手コメント
長野哲也 選手
今回の合宿では、FK、CK、キックインなど、主にセットプレーの確認をしました。対戦国を意識したボールの質や動きのバリエーション、DFのポジショニングなど、選手全員が共通認識を持って何度も繰り返しやることで、日本の武器になる型や課題を見つけることができたと思います。キャンプ2日目には、関東のチームに所属する選手で構成された合同チームとの壮行試合を行いました。対戦国をしっかり仮想し、ゲームの組み立て、攻めの型や流動的なポジションチェンジを確認し合いました。宮崎合宿と今回の合宿で、選手間で多くのことを話し合い、チームとしての戦い方ができていたと思います。本大会までに、選手個々が合宿での課題を修正し、日本を背負って戦う準備をすることによって、チームとしての目標であるベスト4に近付けると思います。今回の合宿でも、たくさんの方々の協力や応援をいただきました。合同チームのメンバーからも叱咤激励をいただきました。日本の仲間たちの想いを改めて背負い、日本のために闘ってきます!応援よろしくお願いします。
平賀智行 選手
多くの皆さまのサポートのもと、国内合宿の全日程を無事に終え、闘う準備が整いました。常日頃サポートいただいている関係者の方々、応援いただいている皆さまの想いのおかげです。本大会まで残り50日あまりとなり、以下をここに誓います。まずは、今大会で「ベスト4進出」を目指します。サッカーで結果を追い求められる幸せと覚悟を胸に、限られた時間を無駄にせず、準備を進めていきます。二つ目は、私たちは「絶対に諦めないこと」を約束します。国内すべてのアンプティサッカー選手・関係者の想いを背負って、感謝の気持ちを忘れずに最後の1秒までボールを追い続けます。三つ目として、「片手・片足であること」に誇りを持っています。このスポーツで日の丸を背負う覚悟を、自分の手足でしかできないプレーに込めて、文字通り全力で闘います。そして、日本サッカーファミリーの皆さまに「アンプティサッカー」を記憶していただき、次の世代に当たり前に存在すべく、選手・スタッフ全員が本大会に想いを馳せ、必ずご期待に沿った結果を残します。手や足に障がいをもった方には、一緒にアンプティサッカーで自分を表現しよう、夢を追いかけようとお伝えしたいです。勇気ある一歩を、心からお待ちしています。