10月27日(土)から11月4日(日)までメキシコのサンフアンデロスラゴス市で「アンプティサッカーワールドカップメキシコ大会 2018」が開催されます。同大会に出場するアンプティサッカー日本代表選手15名・スタッフ10名の代表チーム団の壮行会が、10月23日(火)18 時からJFAハウスにて開催されました。日本アンプティサッカー協会の武田信平理事長、日本代表チームの杉野正幸監督、古城暁博キャプテンが大会への目標・抱負を語りました。来賓として出席したJFA須原清貴専務理事、Jリーグ村井滿チェアマン、日本障がい者サッカー連盟（JIFF）北澤豪会長、パートナー代表の富士通株式会社より、挨拶と激励がありました。

4大会連続4度目の出場となる日本は、2014年の前回大会で初めて決勝トーナメント進出しベスト16。2017年に開催された国際大会「AMP FUTBOL CUP 2017」（第6回国際アンプティサッカートーナメント）では、初出場ながら6カ国中第3位となり、大会最優秀選手には萱島比呂選手（FC 九州バイラオール）が選出される結果となりました。本大会では、初のベスト4を目指します。

現地からは主催者によるインターネットライブ配信が予定されているほか、日本アンプティサッカー協会ホームページやSNSでも速報・ダイジェスト動画を配信されます。

ぜひ日本から熱い声援をお願いいたします。

大会スケジュール

日本代表スケジュール

第1試合：コスタリカ戦

日時：2018年10月28日(日)17：00
会場：PROAN 2

第2試合：コロンビア戦

日時：2018年10月29日(月)15：00
会場：PROAN 2

第3試合：ポーランド戦

日時：2018年10月30日(火)16：00
会場：PROAN 3

ネット配信（予定）

http://www.sanjuantv.mx/
https://www.facebook.com/sanjuantv/

監督・選手コメント

杉野正幸 監督
われわれは10月27日に開幕するアンプティサッカー最高峰の大会であるアンプティサッカーワールドカップに出場します。わたしたちは4回目となるこの大会の目標をベスト4としました。2014年の前回大会でわれわれが成し遂げた成績は決勝トーナメント1回戦敗退、ベスト8に進めませんでした。われわれの実力からすると、ベスト4という成績は、高き目標となってしまうかもしれませんが、4年かけて培ってきたこと、積み上げてきたものを、ここにいる選手・スタッフ、みなさまのご声援があれば、決して難しいことではないとわれわれは思っています。引き続きご声援いただけますようどうぞよろしくお願いいたします。

古城暁博 選手
今回出場にあたって支援していただいているスポンサーの皆様、そしてスタッフの皆様、また、常日頃から選手を支えているご家族の皆様に、あらためてこの場をお借りして感謝を申し上げたいと思います。私たち選手は15人ではありますが、日本全体のアンプティサッカーファミリーの想いを背負って、また、同じような切断障がいを抱える人たちの想いを背負って戦ってまいります。このアンプティサッカーが切断障がいのある方に憧れの競技となるように、また、このアンプティサッカーを通じて社会と繋がるような競技となるように、この大会で結果を残すことが私たちの使命だと感じています。ぜひ今後も皆さんに応援をいただきながら、少しずつこの輪を広げていくためのご協力をお願いできればと思います。日本代表はベスト4を目標に掲げてはいますが、選手個人は負けず嫌いの選手が多いです。個人に目標を聞くと、きっと「優勝する」と口にすると思います。必ず実現できるように、必死に戦ってきますので、どうか応援よろしくお願いいたします。