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デフフットサル男女日本代表 アジア太平洋ろう者フットサル選手権(ワールドカップアジア予選)に出場
2019年03月11日
2月15日(金)から24日(日)にかけて、アジア太平洋ろう者フットサル選手権がタイ・バンコクで開催されました。
この大会は2019年11月(11月9日~16日予定)に スイス/ヴィンタートゥールで開催されるデフフットサルワールドカップ2019(第4回世界デフフットサル選手権大会)のアジア予選になります。
男子日本代表は、準決勝で前回ワールドカップで準優勝し、今回の大会のホスト国タイを破り、2大会連続の準優勝でワールドカップ出場権を獲得しました。また、女子日本代表も、全勝優勝で初代王者に輝き、ワールドカップ出場権を獲得しました。
大会概要
大会名:
1st Asia Pacific Deaf FUTSAL (women) and 3rd Asia Pacific Deaf FUTSAL (men) Championships
日程:
2019年2月15日~24日
開催地:
タイ(バンコク)
会場:
フアマークスタジアム
参加国:
男子(9チーム):イラン(前回ワールドカップ優勝)、タイ(前回ワールドカップ準優勝)、中国、インドネシア、カザフスタン、マレーシア、シンガポール、モンゴル、日本
女子(5チーム):中国、インドネシア、ネパール、タイ、日本
条件:上位4か国がワールドカップ出場権獲得
男子日本代表結果
第3回アジア太平洋ろう者フットサル選手権
予選リーグ上位2チームが決勝トーナメント進出。
Aグループ:タイ(前回ワールドカップ準優勝)、モンゴル、インドネシア、マレーシア、カザフスタン
Bグループ:イラン(前回ワールドカップ優勝)、シンガポール、中国、日本
予選リーグ(2勝1敗)
VS シンガポール 〇勝利 13-0
VS イラン(前回W杯優勝) ●敗戦 0-4
VS 中国 〇勝利 11-0
予選リーグ2位で決勝トーナメント進出・ワールドカップ出場権獲得。
準決勝戦
VS タイ(前回ワールドカップ準優勝) 〇勝利 3-2
決勝戦
VS イラン(前回ワールドカップ優勝) ●敗戦 0-4
女子日本代表結果
第1回アジア太平洋ろう者フットサル選手権
全チーム総当たり。
タイ、インドネシア、日本、中国、ネパール
VS インドネシア 〇勝利 26-0
VS ネパール 〇勝利 38-0
VS タイ 〇勝利 6-1
VS 中国 〇勝利 12-0
『個人賞』
女子得点王:酒井 藍莉
最優秀技術賞:岩渕 亜依
最優秀ゴールキーパー賞:芹澤 育代
監督・選手コメント
川元剛 デフフットサル男子日本代表監督
2/12(火)~25(月)までタイ・バンコクにてアジア予選に参加しました。デフフットサル過去最高の予選参加チーム数(9チーム)で、レベルも過去最高だったと思われます。そんな中での準優勝というのは現時点では妥当な結果だったなと大会を振り返り感じております。優勝したイランはデフフットサル界の絶対王者であり、現時点では頭一つリードしています。この差を残り9ヶ月で埋めるべく、選手、スタッフ、協会が一丸となって前進していきたいと思います。準決勝でのタイ戦(前回ワールドカップ準優勝)での選手達のパフォーマンス。格上に対して怯むことなく、自分達のフットサルを堂々と繰り広げている姿に成長を感じました。12月のスペイン遠征の成果が発揮された試合となりました。選手スタッフ誰一人として準優勝に対して喜びはなく、打倒イランへの想いは増し続けております。必ずや11月のワールドカップにて悲願を達成出来るよう、前を向いて進んでいきます。たくさんの応援、本当にありがとうございました。
山本典城 デフフットサル女子日本代表監督
今回、タイで開催された第1回アジア太平洋ろう者フットサル選手権(デフフットサルワールドカップ2019アジア予選)に出場し、優勝という結果を出すことができました。女子のアジア予選は初開催だったこともあり参加国のレベルの差はありましたが、その中で自分達はこれまで積み上げてきているものをしっかりと出せたことがこの結果に繋がったと思います。しかしデフフットサル女子日本代表が目指す場所は11月にスイスで開催される本戦での世界一です。それに向けてまた気持ちを切り替え、残りの9ヶ月でさらにレベルアップして本戦を迎えれるよう一日一日を無駄にすることなく進んで行きたいと思います。今大会、現地でそして日本からたくさんのご声援を頂き本当にありがとうございました。
東海林直広 選手(デフフットサル男子日本代表キャプテン)
まず本大会に出場するにあたって、企業様、スポンサー様にサポートしていただき誠にありがとうございます。また多くの選手が会社員として勤務しながら、2週間の派遣を認めていだいた各会社様にも感謝を申し上げます。アジア予選は世界大会優勝のイラン、世界大会準優勝のタイが所属するので、そう簡単な大会ではないということはわかっていました。それでも選手全員かブレることなく、同じ目標を持って日々を過ごしていた成果が出せた大会になりました。残念ながら、目標としていたアジアNo.1には手が届きませんでしたが、そのリベンジは11月の世界大会で必ず果たします。たくさんの応援ありがとうございました。
岩渕亜依 選手(デフフットサル女子日本代表キャプテン)
今大会は2018年9月に行われた「三菱友誼杯」の時よりはパワーアップしたと感じることができた内容でした。でも、このままでは世界大会はかなり厳しい戦いになるとも思いました。最後のツメの甘さを修正し、ますますパワーアップしていかねばならないと体感しました。また、Facebookでの閲覧数が高くなっていることからみなさまの関心が寄せられてきていることも実感しました。応援してくださるみなさま本当にありがとうございます。力になっています。普段はなかなか集まれないみんなと過ごせた貴重な17日間を糧に、またパワーアップしていきます。