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JFAファミリーフットサルフェスティバル2009 with KIRIN スペシャルステージ in 三重 9月13日に四日市ドームで開催
2009年09月18日
親子の絆も深まった!!家族のふれあい、ボールを蹴る楽しみを味わうことをテーマに開かれる「JFAファミリーフットサルフェスティバル2009with KIRIN スペシャルステージin四日市ドーム」(三重県)が13日開催され、リーグ戦とフットサル教室などで参加者は楽しい1日を過ごした。表彰式では勝敗に関係なくフットサルを楽しんだ「富田サッカー少年団C」にファミリー賞、「ラッキーちょんまげA」にフェスティバル賞、「タツトラV」にフットサル賞が、それぞれ贈られた。
ファミリー賞
巨大ドームには、広々と6ピッチが用意され、開放感も抜群。大型ビジョンに自分のプレーが映し出されるとあって、参加者全員大張り切りだ。三重県内から22チーム、約200人が“家族で団結”、思いっきりボールを蹴って心地いい汗を流した。「昨年、急きょやってみたが、好評だったので今年も取り入れた」(行方フットサル委員長)という、お父さんだけ、お母さんだけの試合も行われた。さっそうと走り,ボールを蹴る両親の雄姿を、子供たちは日頃見ることが少ないだけに熱い視線を向けていた。また、JFAアンバサダーの相根澄さん(35)も、リーグ戦に飛び入り参加、家族との触れあいを楽しんだ。そんなほのぼのとした雰囲気の中、ファミリーチームらしさを発揮した「富田サッカー少年団C」にファミリー賞が贈られた。7チームに分かれて参加したチームの内の一つで岩下一幸さん(33)家族と水谷守克さん(38)家族の2家族に同じサッカークラブのメンバー芝田昌輝君(9)が加わった。「お母さんはぶっつけ本番だが、フットサルはサッカー練習の中でやっている。大会にもよく出ている。家族が楽しくやれるのでいい。親子の絆が深まります」と水谷守克さんは大粒の汗を満面に浮かべながらも笑顔だ。傍らで娘の天音ちゃん(11)が「得点できなかったけど、楽しかった」と満足そう。岩下さんも「昨年に続き参加した。本当に楽しい」と賞品をかかえながら笑った。
フットサル賞
一方“タツトラV”チームは藤原康光さん(36)家族4人と山本しおりさん(37)親子を中心にしたチーム、同じく辻田コーチの指導でサッカー、フットサルを毎週楽しんでいる。5月からサッカーを始めたという藤原賀代さん(36)、ドームでのリーグ戦を楽しみにしていたが、今回は体調をくずして、もっぱら応援の方にまわった。「子供と一緒にやるのが楽しい。またきたい」と、親子の触れあいは十分出来たようだ。「こういう大会なら有意義ですね」と辻田コーチは、クラブのモットーに合ったスペシャルステージに満足そうだった。
フェスティバル賞
フェスティバル賞には、コーチの友達の愛称をチーム名にして参加した「ラッキーちょんまげA」が獲得、またフットサル賞には「タツトラV」が選ばれた。この両チームは、サッカーを通じて親子の触れあいを楽しむことを中心にして活動している四日市ウェルネスクラブのメンバーで、3チームに分かれて参加したうちの2チーム。辻田直介コーチ(32)は「普段は大会などにはあまり出ない。今回が初めての参加」と話す。 “ちょんまげA”チーム代表者の清水亜希子さん(38)は「基本的には(クラブには)親子で入る人が多い。週1回、土曜日に集まって練習をしている。フットサルは本当に楽しい。運動不足解消にもいいし、最近はお母さん達の方がすっかりはまってます」と笑った。富田海渡君(11)は「いっぱい点がとれたし、みんなでパス回しも出来ました。また出たい」と得意顔で話してくれた。
キリンフットサル教室
フットサル元日本代表でJFAアンバサダーの相根澄(さがねきよし)さん(35)による「キリンフットサル教室」が交流戦の合間に行われ、小中学生約70人が参加した。「一番大事なことは、どれだけ真剣にやれるか。そして人の話を聞けるか。それが出来た人は皆うまくなっている」という相根さん。教室はこのテーマを随所に織り込んだものとなった。
最初はパスを足の裏で止める大事な基本から徐々に止めたボールを足裏で動かしながら後ずさりするなどの応用編へ。その後はゴールポストをサイドに2つ増やして2ゴールを狙う実戦。相根さんチームと学年別に分かれた子供たちとの真剣勝負。「どっちのゴールに入れるか、考えて」プレー中の子供たちに相根さんのアドバイスの声が何度も飛ぶ。考えながら行うプレーと相根さんの華麗な足技に子供たちも必死に向かっていた。富田サッカー少年団Aチームの酒井雅さん(9)は「足の裏の使い方が勉強になった」と話してくれた。
キリンビール(株)三重支社長 福原哲郎さん
キリンビールは78年「ジャパンカップ」に協賛して以来、約30年にわたってサッカーを応援してきました。今回も「JFAファミリーフットサルフェスティバル」を、ご支援できたことは大変有意義なことと思っています。会場の皆様の情熱あふれるプレーには感激しました。今後も次期日本代表の育成やフットサルをもっと楽しみたいという人たちの応援を続けていくつもりです。また三重県が元気になるよう地元の様々なイベントに参加していきたいと思っています。
三重県サッカー協会 フットサル委員長 行方一也さん
昨年に引き続き三重でスペシャルステージが開催されることとなり大変喜んでいます。子供から大人まで年齢を問わず楽しめ、家族の絆を深め、フットサル、サッカーに興味をもってもらえる絶好の機会と考えています。今回もフットサルのさらなる普及を目的に、様々な趣向を盛り込んでの企画となりました。協会ではこのような大会を通して、今後も支援を続けていきたいと考えていますので、奮って参加をお願いいたします。
文・写真提供:日刊スポーツ
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