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JFAファミリーフットサルフェスティバル2009 with KIRIN スペシャルステージ in 茨城 5月24日に茨城県立カシマサッカースタジアムで開催

2009年05月29日

JFAファミリーフットサルフェスティバル2009 with KIRIN スペシャルステージ in 茨城 5月24日に茨城県立カシマサッカースタジアムで開催

「JFAファミリーフットサルフェスティバル2009 with KIRIN スペシャルステージinカシマ」が5月24日、茨城県立カシマサッカースタジアムで行われた。この大会の趣旨は、勝敗よりもプレーを楽しむこと。当日は途中雨が降るなどあいにくの天候にもかかわらず、最大規模の40チームが参加し、それぞれが家族や仲間と一緒になって元気よくピッチを駆けた。

ファミリー賞

 得意のドリブルで前進してゴールを決めた高山颯斗君(8)、相手チームのディフェンスに跳ね飛ばされそうになりながらも懸命にボールを追った小磯征裕君(7)、大声を出しながらみんなをアシストした笠原大聖君(8)、全速力で元気よくピッチを駆け回った井坂玲雄君(8)。
 どのチームにも負けないくらいに元気がよく、笑顔が絶えなかったのが、同じサッカークラブに所属している仲良し4人組の2年生。試合中は、雨にぬれた芝に何度か足を滑らせてしまうハプニングもあったが、息ピッタリのプレーで周囲を楽しませた。  玲雄君以外は、この大会に出場するのは今年で2~5回目。「オレ、チームに入ってまだ1年しかたっていないから…」とうつむく玲雄君に、「でも強いよ」「お前はもう一人前だよ!」と3人が声をかける姿も印象的だった。
 試合が終わってもまだ遊び足りない様子の子どもたちの側で、大人たちはちょっぴりお疲れモード。「こういう大会はなかなかないので、(子どもたちに)楽しい思い出をつくってもらいたかった」と、ゴール前ではなるべく子どもたちにパスを出すなど脇役に徹した。子どもたちも「お父さんとお母さんがカットとかしてくれて、安心できた」とにっこり。
 なかでも、この日のヒーローはキーパーとして活躍した高山直紀さん(43)。「年がいもなく頑張りました」と笑う直紀さんの横で、息子の颯斗君も「相手のシュートを全部止めちゃって、無失点に抑えたんだよ!」と、目を輝かせて喜んでいた。
 「今日は全員が活躍したから楽しかった。来年もこのチームで出たい」と元気よく口をそろえた後は、さっそく子どもたち4人で集まってこの後の遊びの計画を立てていた。

フットサル賞

 「カシマスタジアムでプレーできたことが何よりも楽しかった」とチーム全員が口をそろえた。取手市立永山小学校の4~6年生とその家族とで構成されたチームだ。
 子どもたちは学年が違っても仲がよく、みんなで集まってはあこがれのサッカー選手の話などで盛り上がるそう。この日も冗談を言い合うなど、笑い声が絶えなかった。
 いつもは子どもたち以上におしゃべり好きなお母さんたちだが、この日ばかりはプレーに専念。子どもたちに「いつもうるさいのに、今日だけは真剣で静かだったね」と指摘されると、思わず苦笑い。「普段は応援専門なので、今日は疲れました。だけど、来年もまた出場したいです」と大薗笑子さん(37)。チーム代表の大薗克己さん(37)も、「このピッチに立てる機会はなかなかないから、またみんなで出場したいですね」と笑顔で話した。

フェスティバル賞

 5人そろってサッカーが大好きだという時田さん一家。この日は朝5時に起きて埼玉・越谷市から参加。昨年まで参加していたさいたまステージとあわせると、大会に出場するのは今回で3回目だ。
 普段、子どもたちが通うサッカーチームのコーチをしているという忠義さん(36)は「久々にプレーしてクタクタです」と、汗だくになりながらも笑顔でコメント。そんな忠義さんは、子どもたちにとって、面白くてサッカーが上手な自慢のお父さん。「お父さんよりもうまくなりたい」と、長男の柊人君(11)にとっては目標の人でもある。
 「去年までは私1人でディフェンスしなきゃいけなかったんですが、今年は柊人が一緒に守ってくれたからだいぶ負担が減りました」と忠義さん。柊人くんがお父さんを超える日が、またちょっと近づいたようだ。

 

キリンフットサル教室

 試合の合間に、元フットサル日本代表でJFAアンバサダーの相根澄(さがね・きよし)さん(35)によるキリンフットサル教室が開催された。60人以上の子どもたちが参加し、グラウンド一面を走り回ったり、ペアを組んでパスを練習したりと楽しみながら、自分で考えて行動することの大切さや実戦に役立つ技術を学んだ。
 相根さんは「ぼくが子どもたちに伝えたいのは、チャレンジすることの大切さです。チャレンジしてたくさん失敗すること、失敗を乗り越えられることが上達にもつながると思います。また、チャレンジしやすい環境を作ってあげることも大事。失敗は恥ずかしいことじゃないと教えてあげれば、言われたほうはのびのびとプレーできるし、それでプラスになる部分も大きいはず。あとはそういう失敗を次につなげることが大切だと思っています」と話した。

キリンビール(株)神戸支社支社長 古賀朗さん
JFAファミリーフットサルは経験者はもちろん、これまでフットサルに親しんだ事のない方にもボールを蹴る楽しみ、家族の触れあいの場を身近に感じてもらえるスポーツコミュニティを重視した大会です。本日は皆様が元気に楽しまれる様子を拝見して、今大会をご提供できたことを本当にうれしく思いました。キリンビールは78年「ジャパンカップ」に協賛して以来、サッカーを応援してきました。95年からは日本代表のオフィシャルスポンサーとなり、現在もキリングループで支援を続けています。特に本年はW杯の年でもあり代表の活躍を期待すると共に、未来の代表を担う子供たちの夢に少しでも貢献できるよう裾野を拡大するなどの次世代に向けた取り組みも行っています。今後もサッカー、フットサルを通じ、日本のサッカー文化の創造に貢献できるよう、様々な活動を展開していきます。地元兵庫県での取組では、オフィシャルスポンサーとして「ヴィッセル神戸」を応援し、また、キリングループのスローガンでもある「おいしさを笑顔に」のもと、商品やサービスのご提案を通じ、多くの皆様の元気と笑顔に貢献して行きたいと思います。特に、兵庫県はキリンラガービールのファンが多く、「本年、一層うまさに磨きをかけたキリンラガービール」のおいしさを実感していただき、皆様と一緒に、兵庫県の〝元気〟を盛り上げていきたいと思います。 

 

 

文・写真提供:日刊スポーツ

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