11月5日（火）に兵庫県三木市の三木総合防災公園みきぼうパークひょうご第3球技場において、JFAキッズ（Ｕ－６）サッカーフェスティバル兵庫ｉｎ三木（SOCCER SCHOOL FOR MIKI KIDS）が開催されました。

参加したのは三木市内の保育園14園の年長組(5歳児）全員となる313名！児童たちが翌年から小学校に入学する年代であることもあり、当日は三木市サッカー協会4種委員会の指導者によって進行され、コーチとして三木市サッカー協会スタッフのほか、INAC神戸のスクールコーチやデウソン神戸の選手にも協力いただいて教室が進められました。
参加した児童の大半はサッカー未経験でしたが、各コーチの優しく、楽しい声がけや指導、そして選手たちの卓越したボールさばきに魅了され、グラウンドは常に子どもたちの笑顔や歓声に包まれていました。

また、引率で来られた先生方からも、「他の保育園の先生たちと話ができてよかった」、「コーチの指導法がすごく参考になり、自身の園で活かしたい！」というような声をいただき、今回の取り組みが子どもたちだけにとどまらない、多くの方にとって非常に意義あるものであったのではないかと思います。

そして、参加した園児が小学校入学以降にもサッカーチームとつながりをもってもらえるよう、市内の少年少女サッカーチームの情報を記載したチラシを配布するといった工夫も忘れません。ここから未来の日本代表が生まれるかも！？

今回のサッカー教室に確かな手応えを感じられたことで、三木市保育協会と兵庫県サッカー協会は既に来年度の実施に向けて話を進めているとのことです。
このような取り組みが兵庫県、さらには全国に広がっていけばいいですね！

主催者コメント

来住哲州 三木市保育協会会長
この度は、兵庫県サッカー協会様のお力添えをいただき、三木市内すべての保育園の来年小学校に進学するする保育園児が一堂に集まり、サッカー教室を通して、いろんな保育園の園児と楽しく交流を深めることができました。子どもたちが、この共通の楽しい思い出をもって来年小学校に進学していけることに心より感謝申し上げます。

中桐俊男 兵庫県サッカー協会専務理事
本事業は、三木市保育協会より「団体競技のサッカーを通じて、他園との交流、自主性や協調性を養うことを目的として教室を開催したい」との相談を兵庫県サッカー協会が受け、サッカーファミリーの拡大を進めている協会として、共同で行うことが重要と考え、実施することとなりました。今回の取り組みが、初心者に対して「サッカーとの出会い」が創出できる機会になるとともに、4種チームへのつながりが図れるものとして有効と考え、今後県内で広めていければと考えています。

高橋敏雄 兵庫県サッカー協会キッズ委員長
「子どもたちにサッカーとのすてきな出会いを！」の合言葉の下、キッズ委員会は活動しています。この度、三木市保育協会の要請と兵庫県サッカー協会の理念が一致して合同で開催されたことは、新しい活動のスタートになりました。三木市サッカー協会、デウソン神戸、INAC神戸の指導の成果もあり、ボールを追いかける子どもたちの明るい歓声が響く光景が今も残り、来年への期待が膨らみました。

保育園引率者コメント

・三木市の保育児（5歳児）がみなで、サッカーを楽しめたことは、子供たちのコミュニケーション能力を高めるいい機会でした。サッカーを通して、他の園の子どもたちと触れあうことは、子供たちの小学校生活にすごくプラスになったと思います。また、こういう機会があればぜひ参加したいと思います。

・いつもと違う雰囲気で、最初は、戸惑っている子どももいましたが、時間がたつにつれて他の園の友だちともうちとけて楽しく参加することができていたと感じました。サッカーもコーチのボールさばきに驚いて自分ももっと上手になりたいと思う子が、何人もいて、いい経験になったと感じました。

こどもたちの声

・コーチとサッカーをしたり、他の保育所の友達とサッカーをしたことが楽しかった！
・試合もたのしかったけれど、カンガルーになったり、ボール遊びをしたりしたのも楽しかった。
・サッカーが楽しかった。もっともっとボールを蹴りたい。またサッカーをしたい！