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第59回サッカードクターセミナーを金沢で開催
2016年10月21日
全国の医師・歯科医師を対象に、サッカーに関する医科学的な事象に関しての勉強会として年2回行われている、第59回サッカードクターセミナーが10月1日と2日の2日間、石川県金沢市で開催されました。
今回は前JFA医学委員長の福林徹先生より特別講演として、長年に渡りサッカーに関わるドクターとしての活動内容などをお話いただきました。また、北信越から発信するメディカル情報、クロス・トレーニングの理論、スポーツ損傷の予防と治療、さらに、トレーニング効果を細胞レベルで考えるという、非常に興味深い内容のセミナーとなりました。
2日目はセミナー終了後、初秋の爽やかの天候のもと、金沢市民交流広場にて約2時間の交流試合を行いました。
コメント
野上重治 高岡市民病院 整形外科
4つの講義は(細胞レベルの)基礎から臨床、競技現場まで、幅広い内容で大変興味深く聴かさせていただきました。また特別講演では「「チームドクターとは」サッカードクターとしての半生~その光と影~」と題した福林徹先生の講演があり、先生のご活躍の奇跡やご苦労を拝聴し、感動いたしました。小林先生はじめ、石川県サッカー協会、日本サッカー協会の関係者の方々、ありがとうございました。
受講者コメント
森本将太 帝京大学附属病院 整形外科
今回のサッカードクターセミナーですが、仕事の関係で、福林先生の講演からの受講になりました。福林先生の講演は、我々これからサッカードクターを目指す若手にとって、目指すべきサッカードクター像、これからのサッカードクターの課題などが集約された講演になっていたと思います。2日目も地域サッカーを支えてこられた根塚先生のご講演やドクターという視点以外からの講演も聴くことができて非常に有意義でした。また、いつもより懇親会が盛り上がっていたように感じ、自分も今まで交流のなかった先生方と話ができて非常に有意義でした。個人的には実技で自分のキーパーの下手さに驚きました。