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「JFAリスペクトフェアプレーデイズ2014 差別、暴力のない世界を!」 シンポジウム開催 ~JFA差別、暴力根絶宣言~
2014年09月12日
日本サッカー協会は9月6日(土)、日本サッカーミュージアム ヴァーチャルスタジアムにおいて、JFAに登録する指導者、審判員、チーム代表者、都道府県サッカー協会関係者、日本体育協会、日本オリンピック委員会などの関係者ら約130人を集め、「JFAリスペクトフェアプレーデイズ2014 差別、暴力のない世界を!」シンポジウムを開催しました。
最初に日本サッカー協会(JFA)の大仁邦彌会長が挨拶に立ち、サッカーファミリーがリスペクト・フェアプレーの精神を共有して全ての差別と暴力と戦い、差別と暴力を世界から根絶することを宣言。その後、基調講演が行われ、Jリーグの大河正明常務理事が「Jリーグのソーシャルフェアプレーの取り組み」をテーマに、法務省人権擁護局人権啓発課の杉田弘明氏が「人権について、取り組み事例」と題して、同局の取り組みについて講演しました。
第二部は、「差別、暴力のない世界を」をテーマにパネルディスカッション。JFAリスペクト・フェアプレー委員会の松崎康弘委員長がモデレーター(司会)を務め、車椅子のサッカー指導者・羽中田昌さん、元バレーボールアメリカ女子代表のヨーコ・ゼッターランドさん、JFA審判委員会の上川徹委員長、同技術委員会(育成担当)の山口隆文委員長がパネリストとして登壇し、今年Jリーグで起こった差別的行為や暴力を用いない指導の在り方、また、子どもたちが楽しく安全にサッカーをできるよう見守る“ウェルフェアオフィサー”の導入などについて、それぞれの体験談を交えながら活発な議論が交わされました。
参加者からは「スポーツの現場からリスペクトを考える観点、幅、深さが広がった」「今回のシンポジウムが社会への発信源のひとつとなってほしい」といった声が集まりました。
世界には差別や偏見、紛争など様々な問題が横たわっていますが、スポーツにはそういった問題を解決する力があります。サッカーでつながっている私たち一人一人が力を合わせ、差別、暴力のない世界をつくり出していきましょう。
シンポジウム開催
■JFA差別、暴力根絶宣言
全ての差別と暴力とサッカーは戦う
差別と暴力のない世界をサッカーはつくってみせる
■開催内容
<第1部>
・差別、暴力根絶に対する宣言 大仁 邦彌(JFA会長)
・基調講演Ⅰ「Jリーグの取り組み、姿勢について」 大河 正明(Jリーグ常務理事)
・基調講演Ⅱ「人権について、取り組み事例」 杉田 弘明(法務省人権擁護局)
<第2部>パネルディスカッション「差別、暴力のない世界を!」
・モデレーター(司会):松崎 康弘(JFAリスペクト・フェアプレー委員長)
・パネリスト:上川 徹(JFA審判委員長)、羽中田 昌(元サッカー選手、サッカー指導者)、山口 隆文(JFA技術委員長 育成担当)、ヨーコ・ゼッターランド(元バレーボールアメリカ代表選手)(五十音順)
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