ニュース
『JFAnews』9月情報号、本日(9月16日)発売。特集は、「U-12年代のサッカー」
2014年09月16日
8人制サッカーの導入やリーグ戦化、全日本少年サッカー大会の冬季移行など、日本サッカー協会は『JFA2005年宣言』に基づき、U-12年代のサッカー環境の整備を積極的に推し進めてきました。
今回の『JFAnews』はU-12年代のサッカーをテーマに、まずは、日本サッカー協会(JFA)技術委員会の山口隆文委員長(育成担当)に8人制サッカー導入の成果やU-12年代の選手が身に付けるべき要素、リーグ戦の狙い、トレセン改革などについてインタビュー。また、JFA技術委員会のゲーム環境プロジェクトの池内豊リーダーにも話を聞き、グランドデザインに基づいて改革が進められてきたU-12年代の大会の在り方やトレセンの考え方などもレポートしています。
U-12年代のメディカルケアも見逃せません。成長痛についての正しい知識や成長期に多いスポーツ障害、サッカー選手に多い病気など、その対処法などをわかりやすく説明しているほか、熱中症や貧血予防、食物アレルギーに関しても解説。指導者や保護者など周囲の大人たちが正しい知識を持つことで事故やリスクを未然に防ぐことができ、ひいては、子どもたちの体づくりとサッカー選手としてのさらなるレベルアップをもたらすはずです。是非、ご一読ください。
U-12年代に携わる指導者を対象とした企画も掲載しています。
JFAは2007年から「A級コーチU-12養成講習会」を新設。昨年から1コースを前・中・後期の3期制に分けて実施しており、今年はJFAアカデミーの福島校の拠点となっている静岡県・時之栖と熊本宇城校を会場に2コース開催しています。今回の特集では、同講習会のインストラクターを務める布啓一郎JFAアカデミー福島校スクールマスターを直撃、U-12年代の選手の可能性やプレーの傾向などを聞きつつ、A級コーチU-12養成講習会の内容に沿って指導のポイントなどについて話を聞きました。
育成年代の指導に携わる方には是非、チェックしていただきたい特集です。
「小学校体育サポート研修会」を受けた先生の体験談も掲載。「小学校体育サポート研修会」は、JFAが今年6月に発行した『サッカー指導の教科書』と2本柱で展開している研修会で、体育の授業におけるサッカー指導に悩む小学校教員を対象に、JFAのインストラクターが効果的な授業の進め方を伝授するものです。
詳しくはこちら
本誌では、石川県金沢市の大浦小学校の女性教員お二人と小学校体育サポートプロジェクトの北野孝一さん(JFAインストラクターキッズ担当/小学校教員)が、座談会形式で授業の様子や子どもたちが積極的に変化していく様子などを語っています。
特別企画は、キリンチャレンジカップ2014(対ウルグアイ代表/ベネズエラ戦)のオフィシャルプログラムと連動したハビエル・アギーレ新監督就任の記事を掲載。「FIFAワールドカップブラジル大会を支えた日本人」の第2弾は、FIFAテクニカルスタディグループの一員として関わった宮本恒靖さん(元日本代表)ら、3人の日本人スタッフにインタビューしています。
大会レポートは、天皇杯3回戦、スルガ銀行チャンピオンシップをはじめ、7月下旬から8月に開催された各種大会を記載。そのほか、受講者24人を集めて4泊5日の日程で行ったFIFAフットサルコーチングコースのレポートも載せています。
連載「私の原点」は、Jリーグ・アンダー22選抜の高畠勉監督が登場、「Voice」は野田朱美JFA女子委員長が、来年開校するJFAアカデミー今治について紹介します。また、フットサル日本代表のミゲル監督の「Futsal for All」、「国立競技場とサッカー」、「いつも心にリスペクト」など、今月も盛りだくさんの情報をお届けします。是非、ご購読ください(購読のお申し込みはこちら)。
*8月情報号のお知らせの際、9月号の特集を「審判員」とお知らせしましたが、10月号での掲載となります。掲載予定が変更されましたことをお詫び申し上げます。