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都道府県サッカー協会取り組み紹介-フットサルの取り組み(宮崎県サッカー協会)
2014年12月08日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」の12テーマの下、ご紹介します。全国でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も引き続きフットサルの取り組みをご紹介します。
※以下の寄稿記事はJFA news 11月号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
フットサルの取り組み~宮崎県サッカー協会
「"九州はひとつ"~他県と連携、切磋琢磨しながら共に成長を」
後藤 幸一朗 宮崎県サッカー協会フットサル委員長
宮崎県のフットサルは九州の中で最も後れをとっており、2006年に連盟が設立され、県リーグがスタートしました。「全国選抜フットサル大会」にも同年から参加しています。当初は運営役員やフットサル指導者、審判員が少なく、大変苦労しましたが、九州各県の委員長をはじめ各県の役員、九州リーグの各チームの監督など、皆さまのご指導、ご鞭撻のおかげでここまで進歩してこられたものと感謝しています。
近年では、マッチコミッショナーや大会運営役員の数も増えてきました。""九州はひとつ""を合言葉に企画された「九州フットサルマッチコミッショナー研修会」や「九州各県のフットサル運営役員による意見交換会」に参加したことが、これらの数の増加、成長につながったのではないかと思います。今後も運営役員を増やしていけるよう、積極的に運営者会議や九州の行事に参加していきたいと考えています。
本県には民間施設がないため、公共施設(体育館)が使用されています。以前はフットサルの使用を禁止している施設が多かったのですが、防球対策の提案を行ったところ、フットサルの認知度が高まるにつれて徐々に許可をいただけるようになり、現在ではフットサルの各種大会やリーグ戦、九州大会の実施運営までできるようになりました。
競技力に関しては、九州代表として「全日本女子フットサル選手権大会」「全日本ユース(U-15)フットサル大会」「全日本大学フットサル大会」の各全国大会に度々出場しています。また、今年3月には日本フットサル連盟主催の「U-18フットサルトーナメント2014」に県選抜U-18が、8月には「第1回全日本ユース(U-18)フットサル大会presented by BallBall」に県立宮崎工業高校サッカー部がそれぞれ出場しました。
早く九州レベルに追いつき全国的に活躍できるよう、プレジデンツ・ミッションの「M7.フットサルの普及推進」のもと、特に指導者の育成とU-15・U-18・女子の育成に力を入れています。今後は指導者講習会を定期的に実施して指導者の数を増やすとともに、3年以内にU-12・U-15・U-18・女子の各種別のリーグ戦を実施すべく、準備を進めてまいります。
今後の目標は、3年以内に本県のチームが九州フットサルリーグに参入すること、そして5年以内に全国選抜フットサル大会に出場することです。また、現在計画を進めているフットサルのトレセン活動を今年度中に実施したいと思います。 本県のフットサルの発展はもちろん、""九州はひとつ""を合言葉に九州の皆さまと互いに啓発しながら成長していけるよう頑張ってまいります。