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都道府県サッカー協会取り組み紹介-ビーチサッカーの取り組み(沖縄県サッカー協会)
2015年01月13日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」の12テーマの下、ご紹介します。全国でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。今回も引き続きビーチサッカーの取り組みをご紹介いたします。
※以下の寄稿記事はJFA news 12月号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
ビーチサッカーの取り組み~沖縄県サッカー協会
宮城朗 沖縄県サッカー協会ビーチサッカー委員会委員長
「ビーチサッカーの聖地」となるために
沖縄県サッカー協会では、ビーチサッカー専門の委員会を設置し「競技力の向上」「普及」「環境の整備」に取り組んでいます。
現状での最大の課題は、競技志向のチームが減少し、全国大会の県予選を開催できない状態に陥っていることです。今年の九州大会でも本県代表は「推薦」という不本意な形での出場となりました。1チームの実力が突出していることが原因かと思われますが、競技志向の強いチームをもっと創出することが急務です。
普及面については、毎年3月に開催される「金武町長杯ビーチサッカーフェスティバル」が全国的に認知されてきました。チャンピオンクラスには全国各地から日本代表クラスの選手、強豪チームが集結し、全国ビーチサッカー大会にも引けをとらないほどのハイレベルな大会になっています。また、ビーチサッカーを楽しむエンジョイクラスやジュニアクラスの参加チームも年々増えており、外国人のみ、あるいは女子のみのチームも見られるようになりました。そのほか、チームレベルでもビーチサッカーを楽しむ大会を主催するなど、普及の輪が広がっています。
環境整備の面でも、全国大会やビーチサッカー日本代表の合宿などを開催する中でビーチを管理する自治体の理解が得られるようになり、ゴールの常設など各種支援を頂いています。
県協会とチームが連携し、全国大会で優勝できるチームの強化や日本代表としても活躍できるレベルの選手育成に加え、すそ野の拡大、指導者・審判員の養成などにも尽力し、名実ともに「ビーチサッカーの聖地」となれるよう取り組んでまいります。そして、それを実現するためにもビーチサッカー委員会の組織強化も図っていきたいと考えています。
本県は、1年を通してビーチサッカーができる気候です。ぜひ沖縄にお越しいただき、ビーチサッカーを楽しんでみませんか。