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一般財団法人日本ビーチサッカー連盟を設立
2015年07月08日
4月16日に設立登記申請が受理され、一般財団法人日本ビーチサッカー連盟(JBSF)が立ち上がりました。JBSF設立の目的は、ビーチサッカーの環境整備を進めるとともに、各地域や都道府県サッカー協会(FA)との緊密な関係を構築し、ビーチサッカーの普及・発展を目指すことです。設立を契機に、ビーチサッカー全体の基盤を強固にすること、裾野をさらに広げることが課題になっています。
連盟組織としては、東京レキオスBSで代表を務める長與博典会長を含めた三役のほか、現在リーグ戦を開催している6地域(関東・北信越・東海・関西・中国・九州)から評議員と理事を選出。また、学識理事として元ビーチサッカー日本代表の河原塚毅氏、ビーチサッカー国際審判員の櫻田雅裕氏などを迎えています。
今年度は、各地域FAの協力を得て地域のビーチサッカー連盟を設立し、それぞれの地域でリーグを健全に運営していくこと、そしてJBSFの主催大会として「地域リーグ年間チャンピオンシップ」を開催することを目標に活動を進めていきます。地域リーグは、これまで実施されてきた形を踏襲しつつ、地域連盟のもとでオフィシャル化してリーグ方式などを整えていく方針です。また、リーグがまだ立ち上がっていない3地域(北海道・東北・四国)FAとの情報連絡を密にし、地域連盟の設立、リーグ発足を推進していきたいと考えます。当面は9地域で継続してリーグ戦が開催できるように支援し、将来的には各都道府県でのリーグ戦開催や全国リーグ開催も視野に入れ、活動を進めていきたいと思います。
新設するチャンピオンシップは、各地域リーグの優勝チームの参加により日本一を決める大会です。今年度は11月に関東地域で開催する予定です。ビーチサッカーに真剣に取り組む競技志向の選手にとって、これまでは「全国ビーチサッカー大会」が唯一の全国レベルの大会で、真剣勝負の場が少ないという課題を抱えていました。チャンピオンシップ創設によって公式試合数が確保でき、選手それぞれが切磋琢磨することで競技力の向上が期待されます。本大会を目標に定め、新たに地域リーグに参戦してくるチームも出てくるでしょう。ビーチサッカー全体の普及促進につなげつつ、より多くの人々にレベルの高いビーチサッカーを見てもらえる場になればと思います。
今後は、ビーチサッカーピッチの常設など環境面の充実を図り、ビーチサッカーを“見るスポーツ”として定着させたいと考えています。ビーチサッカーはアクロバテッィクなプレーやシュートの連続が特徴で、試合中には音楽が流され、ショーを見る感覚で観戦することができます。こうした魅力を感じてもらえるよう、多くの人が日常的にビーチサッカーに触れる機会を創出していきたいと思います。また、長與会長が打ち出している、子どもたちに向けた普及も進めていく予定です。幼少期に裸足でプレーすることは筋力の発達に役立ちますし、体幹の強化にもつながります。ブラジルの選手の多くが幼い頃にビーチサッカーを経験しているように、日本にも同じ文化が根付くことを目指していきます。
ビーチサッカーはまだまだ発展途上のスポーツです。連盟としてはこれまでビーチサッカーの発展に奔走されてきた方々の思いを受け継ぎ、先頭に立って活動していきたいと考えています。サッカーファミリーの皆さんには、新たに立ち上げたJBSFのオフィシャルサイトを通じて、より多くの情報を発信していく予定です。ぜひビーチサッカーを見て、経験して、その魅力を体感してください。
※この記事は『JFAnews7月情報号』(7月16日発売)
一般財団法人日本ビーチサッカー連盟 オフィシャルサイト
http://jbsf.or.jp/
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