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都道府県サッカー協会取り組み紹介‐第4種の取り組み(福岡県サッカー協会)
2015年09月14日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も引き続き第4種の取り組みを紹介いたします。
※以下の寄稿記事は、JFAnews2015年8月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
第4種の取り組み~福岡県サッカー協会
加來雅雄 ジュニア委員会 委員長
「2015年度 第4種カレンダーづくり」
福岡県の第4種には、現在約300チームが登録しています。この300チームの選手が年間を通してサッカーを楽しむことができるよう、また、その活動を通して選手の確かな育成が実現できるよう、福岡県サッカー協会は県内に5つの支部を設け、基本的には支部単位で活動をしています。また5支部の取り組みを調整するために、本県協会内にジュニア委員会、4種委員会を設置し、連絡調整を行っています。ジュニア委員会は委員長、技術部普及担当、技術部強化担当、審判部、5支部の支部長および事務局の計10名で構成しています。
昨年度までは4月のジュニア委員会評議員会を皮切りに、全日本少年サッカー大会県大会、U-10・11・12リーグ、トレセン活動、U-11・12九州大会とさまざまな行事が円滑に実施されるよう年間カレンダーを作成し、適宜修正しながら取り組んできました。300チームという大所帯の運営は難しいことも多々ありますが、定期的にジュニア委員会で見直しを図り、各支部の理解を得ながら運営することができました。
2015年度は、①全日本少年サッカー大会の冬開催、②U-12リーグの実施方法の変更などに伴い、ジュニア委員会の年間カレンダーを大きく変える必要が出てきました。そこで昨年の8月以降、数回にわたって役員会を開催し、2015年度のカレンダー作成に努めてきました。
手順としては、まずはじめに、全日本少年サッカー大会県大会およびU-11・12九州大会予選の調整に取り組みました。予選の日程、試合数などを細かく考え、県大会や支部予選の日程を決定しました。次にリーグ戦デーおよびトレセンデーを設定しました。5支部で展開しているリーグ戦をさらに充実させ、地区トレセンや県トレセンがリーグ戦実施日と重ならないようにするため、毎月第1および第3土日をリーグ戦デー、第4土曜日をトレセンデーに設定しました。これにより、県内では各地で同じ日にリーグ戦が実施できるようになりました。トレセン活動においてもスムーズに選手を招集し、トレーニングを行うことが可能となっています。
今年度は7月末現在、主にリーグ戦やトレセン活動を展開しています。リーグ戦については普及担当が、トレセン活動については強化担当がそれぞれ中心となって、現時点での成果や課題、改善点などを検証しています。9月以降は、U-11九州大会予選や全日本少年サッカー大会予選、U-12九州大会予選と立て続けに大きな大会を開催します。新しいカレンダーでの初めての運営のため、予期せぬこともあるかと思いますが、子どもたちのサッカー環境がこれまで以上により良いものとなるよう、一層の努力を重ねてまいります。
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