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2015年度JFAスポーツマネジャーズカレッジ本講座・セッション2を開催
2015年09月28日
9月18日から21日の日程で、2015年度JFAスポーツマネジャーズカレッジ(SMC)本講座のセッション2を開催しました。
今回のセッションのテーマ「コミュニティの創造」の下、さまざまな講義やフィールドワークを行いました。
講義では、コミュニティデザインやファシリテーション、コミュニケーションスキルを取り上げ、人を巻き込み、共感や協働を得ていくための方法論について学びを得ることを目指しました。
他者との関係において、日頃気がつかないところで意思疎通の阻害要因となっている癖や考え方など、自分自身を振り返る機会にもなりました。
また、フィールドワークでは新潟県・越後妻有を訪ね、「大地の芸術祭」を通じてアートによる地域活性化を行う地域の実情を視察しました。
総合ディレクターの北川フラム氏による講演だけでなく、地域に住んでいる住民の方々との交流を通じて、地域に根づいた「クラブ」を創り上げていくために必要なことのヒントを得ることができました。
一見スポーツとはかけ離れた分野にも、クラブの創造に向けたヒントはたくさんあるということに受講生は気づくことができましたが、まだその一部分を終えたに過ぎません。受講生の学びの旅は続きます。
受講者コメント
三橋亮太 さん
(「コミュニティデザイン」を受講して)細かい工夫の話が多く、どう活かせるかを思考しながら参加することができました。今回の内容を真似しながら、最終的にオリジナルのものにしていきたいと思います。
津内香 さん
(「ファシリテーションスキル」を受講して)会議の作り方や進め方、また、中身の考え方についてとても参考になりました。「ゴールを決める」、「単文で書く」は次につながる重要なポイントになると思いますので、これからも心掛けていきたいと思います。
冨田兄一郎 さん
(越後妻有「大地の芸術祭」を視察して)グローバルとローカル、都市と地域をつなぐキッカケや仕掛けを実際に見て回り、聞くことで、今後のクラブ運営のイメージをより膨らませると同時に、これまでの考え方をリセットする機会となりました。
JFAスポーツマネジャーズカレッジ(SMC)
JFAスポーツマネジャーズカレッジ(SMC)は、自立した魅力溢れるスポーツ組織づくりを推進し、スポーツ文化の創造、人々の心身の健全な発達と、社会の発展に貢献できる優秀なスポーツマネジャーを養成することを目的とした人材育成事業です。