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都道府県サッカー協会取り組み紹介‐フットサルの取り組み(高知県サッカー協会)
2015年12月14日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も引き続きフットサルの取り組みをご紹介いたします。
※以下の寄稿記事は、JFAnews2015年11月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
フットサルの取り組み~高知県サッカー協会
大坪幹夫 フットサル委員長
《合言葉は「フットサルは楽しいぜよ!」》
高知県サッカー協会ではフットサルの普及事業の一環として、毎週水曜日の夕方、体育館で初心者フットサル教室を開催しています。今年で20年目を迎えるこの取り組みにはこれまで延べ1300人以上の小学生や大人が参加し、フットサルを学んできました。また、フットサルトレセンやフェスティバルなども実施しており、1種から女子までの組織づくりを進めてきました。各カテゴリーの担当者も責任を持ってさまざまな事業に取り組んでいます。
県リーグには、1部からエンジョイ・女子までたくさんのチームが参加しています。フットサル連盟ともタッグを組み、スポーツ店やメディアが主催する大会や市町村・自治体が主催する大会、各種フェスティバルやスポーツ・レクリエーション祭などにも積極的に協力してフットサルの普及に努めています。現在本県には人工芝のドームが一つしかありませんが、うれしいことに2年後にもう一つ完成します。フットサルがますます盛んになることは間違いないでしょう。
本県ではここ数年、土日以外の平日夕方(アフター5)はどこの地域の体育館もフットサルの愛好家で満杯です。各施設と利用者とのトラブルもなく、利用マナーを守って練習や練習試合が行われています。また、毎年2月.3月には日本サッカー協会(JFA)から講師を招き、時流に乗り遅れないようにフットサルの講習会を実施しています。一般男子・女子も各地域との交流フェスティバルを開催しており、さらに今年は少年のカテゴリーでも中国・四国のフットサル交流大会を開催する予定です。
大会運営においては、県大会は県大会としての楽しみ方、地域大会は地域大会としての盛り上げ方や会場づくりに努めています。審判委員会と協力して、県リーグに参加しているチームの審判員の中から2級昇級者の発掘も行っています。フットサルがサッカーとは異なるスポーツであるということを認識してもらうためには、組織づくり・仲間づくり・会場づくりが大切です。「フットサルは楽しいぜよ!」を合言葉に、フットサルの普及啓発に尽力しています。
私は、サッカーの原点はフットサルだと確信しています。フットサルというスポーツを通じて、素晴らしい人になってもらいたい。ファミリーフットサルでは、親子で楽しみを共有することで会話が増えたと聞き、うれしく感じています。生涯スポーツの面でも有益なフットサルの普及・発展を目指してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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