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都道府県サッカー協会取り組み紹介‐ビーチサッカーの取り組み(滋賀県サッカー協会)
2016年01月18日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も引き続き、ビーチサッカーの取り組みをご紹介いたします。
※以下の寄稿記事は、JFAnews2015年12月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
ビーチサッカーの取り組み~滋賀県サッカー協会
大谷浩志 フットサル委員長
「海のない地域より、ビーチサッカーの発展を目指して」
滋賀県サッカー協会は2015年度、県内のサッカー競技者とフットサル競技者にビーチサッカーの魅力を知ってもらうことを目的に新規事業を立ち上げました。それは、全国ビーチサッカー大会滋賀県大会・決勝に合わせて、元ビーチサッカー日本代表選手や2013年FIFAビーチサッカーコーチングコース受講者らによるビーチサッカークリニックを開催するというものです。新たなサッカーファミリーの創出を目指して計画したイベントでしたが、残念ながら都合により今年度は実施できませんでした。次年度以降、再度計画して実現したいと考えています。
滋賀県には海がなく、ビーチスポーツの発展においては他県より遅れていることを認めざるを得ません。水辺と言えば、県の真ん中に大きな琵琶湖があるくらいです。以前、ピッチ探しのため、前任のフットサル委員長と一緒に琵琶湖の周辺を調査したことがありますが、琵琶湖は遠浅の湖岸が広がっておらず、そのためビーチサッカーができるスペースを確保できません。しかも傾斜もあり、また、少し広いところでも泥が混じっているためさらさらの砂ではありません。入れ替えようにも、環境保護の関係で砂の持ち出しと搬入はできないとのことで、施設の確保には大変苦慮しました。
ビーチサッカーの取り組みとしては、2013年に本協会フットサル委員会の藤澤克至副委員長にFIFAビーチサッカーコーチングコースを受講してもらい、滋賀県に登録している地域リーグ、県リーグのフットサル選手に呼び掛け、翌年にビーチサッカーチームを創設しました。現在は関西ビーチサッカーリーグに参入し、活動しています。まだまだ弱小チームですが、今後も活動を続けていく所存です。
今後は、広く普及を図ると共に、県内自治体および琵琶湖湖岸の周辺団体と協力しながら、地域活性化や自然と人を大切にする活動を続けていこうと考えています。
まだまだ後発ですが、今後も皆さまのご指導の下、ビーチサッカーの普及に努めてまいりますので、よろしくお願いします。
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