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JFAなでしこひろば クーバー・コーチング・サッカースクール京都南校で開催
2016年02月12日
クーバー・コーチング・サッカースクール京都南校が主催する「JFAなでしこひろば」が2月6日(土)、京都市伏見区で開催されました。
毎回、U-10とU-12のカテゴリーでクラスを分けて募集しており、今回はウォームアップとボールマスタリー(ボールを自在に操る能力を高めるトレーニング)は合同で、1対1やゲームなどの対人トレーニングはクラスごとに分かれて行いました。トレーニングはまず鬼ごっこから。参加した子どもたちは、アグレッシブな動きを見せ、心も体もすぐに打ち解けている様子でした。続いて、ボールマスタリーと「ダブルタッチ」「スラッププッシュ」という1対1の動きにチャレンジしました。分解した一つ一つの動作から一生懸命に取り組み、スムーズに習得して相手を突破するシーンも見られました。その後、「ゴールを守る・ボールを奪う」トレーニングを行いました。粘り強い守備の選手がいることで攻撃の選手も簡単にはゴールを奪えず、白熱した対決にプレーする側も見ている側も楽しんでいました。
休憩時間には、「なでしこひろば」でしか会わない参加者同士が和気あいあいと楽しく過ごす様子が見られました。
主催者コメント
染川将 京都南校スクールマスター
普段のクーバー・コーチング・サッカースクールでは、女の子も男の子と一緒にトレーニングをしています。女の子もより気軽に参加していただきたいと思い、女の子だけのイベント「クーバー・ガールズサッカークリニック」を2011年より開催してきました。2014年からは「JFAなでしこひろば」として開催することで、初心者でも経験者でもより多くの方に来ていただけるようになり、滋賀や大阪など遠方から毎回参加してくれる子もいます。トレーニングはみんなで楽しく行うセッションや、テクニックを習得するプログラムなど、クーバー・メソッドから当日の人数やレベルに合わせて行っています。今後も継続して開催し、未来のなでしこ達がこのイベントをきっかけに、よりサッカーに夢中になってもらえたらと考えています。
参加者コメント
塩川小春 さん (小学5年生)
「なでしこひろば」では、いつも一緒に練習しない学年の子もいるので、ボールの扱い方やコートの中での動き方が違い、とても勉強になるし面白いです。友達と一緒に行った時は、違うチームの時でも応援してくれたり話してくれたりするので楽しく頑張ることができます。普段の試合ではあまりボールを長く持てないのですが、「練習!練習!」と思いながらチャレンジしています。今では「なでしこひろば」を通じて友達も増えているので本当に嬉しいです。
参加者の保護者コメント
塩川小春さんのお母様
普段は週に1回、男の子に混ざって練習をしています。これまで「なでしこひろば」には何回か参加していますが、男の子と一緒の練習とは違う楽しさがあるようで、学校の友達を誘って笑顔で練習している姿を見ると、こちらも嬉しくなります。「なでしこひろば」では、女の子同士でチームを組んでゲームをすることが出来るので、子供も積極的にボールに向かっていきます。この時間を大切にして頑張ってほしいです。
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。