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都道府県サッカー協会取り組み紹介‐施設委員会の取り組み(岡山県サッカー協会)
2016年03月07日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も引き続き、施設委員会(環境整備)の取り組みをご紹介いたします。
※以下の寄稿記事は、JFAnews2016年2月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
施設委員会の取り組み~岡山県サッカー協会
田原伸恭 フットサル委員会 委員長
「フットサル施設の拡充」
岡山県内のフットサルの競技施設について、まず現状をお伝えします。
県内で実施されるフットサル競技は大きく分けて二つあります。一つはフットサル民間施設が行う営利目的のもの、もうひとつは地域または岡山県サッカー協会が主催、主管などするものです。地域・県協会が関わるものは、一種、女子、大学、U-18、U-15、U-12など各カテゴリーの選手権大会、ファミリー、障がい者などを対象とした大会があり、さらに地域リーグ、県リーグが男女それぞれ、さらにU-15の県リーグがあります。
正式競技は原則として体育館を使用します。2015年度は公式戦実績で約60日必要でした。現在、岡山県内でフットサルをすることのできる体育館は9カ所。しかし公共の体育館は、フットサルに限らず、各種競技団体での利用が前提です。したがって体育館利用の多い暖かな時期は、日曜日の利用がとても困難です。今後、県協会としては、大学やU-18など各カテゴリーのリーグ戦を可能な限り充実させていく方針ですが、そのためには利用できる体育館をさらに増やさなければなりません。
利用したことがない体育館へ予約の申請に行くと、最初に必ず「ボールを蹴ってもらっては困る。なぜなら強く蹴られたボールに耐える強度に設計されていない」と言われます。確かにそうした事情があることは理解できます。昨年は、ボールが壁に直接ぶつからないよう防球ネットを設置するなど、こちらから提案、体育館の改修をして利用にこぎつけた例もありました。その分、相当の費用がかかりました。多くの協賛者の皆さまから寄付をいただき、ネットの費用、体育館内の工事をまかない、充実した大会を開催することができたことは大変良かったと思います。
今後、利用できる施設を増やす上でJFAの補助金だけを頼りにするのではなく、やはりこのような資金を集めて体育館側と折衝することも重要になると考えます。また、大学の体育館なども含め、利用可能な施設を5年以内にあと2~3会場は増やすことができるよう、フットサル委員会として活動してまいります。
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