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『JFAnews3月情報号』本日発行!特集は「審判員を育てる」
2016年03月16日
本日(3月16日)発売の『JFAnews』3月情報号、特集は、審判員の皆さん必読の「審判員を育てる」です。
日本サッカー協会(JFA)は2001年以降、「世界をリードする日本審判文化の醸成~『21世紀のレフェリー』アクションプラン」と題し、プロフェッショナルレフェリーの導入や審判トレーニングセンターの設置などを通してトップレフェリーの育成に力を注いできました。こういった取り組みにより、日本人審判員の技術は向上。FIFAワールドカップなどの国際舞台に多くの国際審判員を送り出しています。
世界に目を転じてみると、近年のサッカー技術の進歩に伴って審判員にもより高い質とフィジカル能力が要求されることから、国際審判員の若年齢化が進んでいます。
今号のJFAnewsでは、「『21世紀のレフェリー』アクションプランⅡ」と題した将来構想や「JFAレフェリーアカデミー」、「ポテンシャルレフェリー」といった若手審判員の育成など、様々な取り組みについて詳しく特集しています。
中でも興味深いのは、「審判と技術の協調」をテーマにした上川徹審判委員長と山口隆文技術委員長(育成担当)の対談です。審判、技術、それぞれの立場で日本サッカーを強くするためにどう「協調」していくのか、大会や研修会など現場での事例を紹介しながら詳しく語っています。
インタビュー企画は、9年間AFC(アジアサッカー連盟)で審判部長を務め、昨年12月に帰国してJFAの審判委員長補佐となった小川佳実事務局長付担当部長にアジアの審判員の育成実情や今後の日本の審判員養成などについて話を聞きました。
そのほか、1月30日に開催した「第2回JFAフットボールレフェリーカンファレンス2016」の模様や、愛知県サッカー協会での審判員育成の事例をレポートしています。
隔月連載の「私とフットボール」は今回の審判特集と連動し、昨年12月に現役を引退した山岸佐知子元国際審判員(女子国際主審)に登場いただきました。審判になったきっかけや1級審判員から女子1級に降級した時の思いなど、これまでの審判活動について赤裸々に語っています。国際審判員を目指す女性レフェリーの方には是非、読んでいただきたい内容になっています。
特別企画の第一弾は、今年1月、リオデジャネイロオリンピック出場を懸けたAFC U-23選手権カタール2016でU-23日本代表を見事、アジアチャンピオンに導いた手倉森誠監督へのインタビューです。同大会の振り返りとリオデジャネイロオリンピックに向けた抱負を聞きました。
同第二弾は、2013年にJFA復興支援特任コーチに就任し、今年1月にその任期を終えた手倉森浩さんが登場。被災地の人々との3年間のサッカー交流などを振り返り、被災地の実情や今後の復興への思いを語っています。
そのほか、フットサル日本代表が出場したAFCフットサル選手権 ウズベキスタン 2016の代表戦レポートや2016シーズンJリーグスタンダード(判定基準)の解説など、盛りだくさんの情報をお届けします。開幕したばかりのAFCチャンピオンズリーグ2016や2016明治安田生命J1リーグ・J2リーグなどのレビューもお見逃しなく。
次号『JFAnews』4月情報号は、4月18日(月)の発行予定です。