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JFAなでしこひろば エスパルスサッカースクール(静岡県)で開催
2016年06月10日
株式会社エスパルス(清水エスパルス)が主催する「JFAなでしこひろば」が6月4日(土)、静岡県静岡市で開催されました。会場となったエスパルスドリームフィールド静岡には、年中から小学6年生まで17名の女の子が集まりサッカーを楽しみました。参加者のサッカー経験は様々でしたが、みんなサッカーが大好きで、サッカーを楽しみたいという共通の想いをもって集まった子どもたちです。
練習では、年中・年長さんは「楽しくボールと触れ合う」、小学生は「ゴールを奪う」ということをテーマに取り組みましたが、最後のゲームはとても白熱した戦いとなりました。
終了後には笑顔で「楽しかった!」とコーチに伝えてくる子どもたちの姿も見られ、普段、男の子の中でプレーしている参加者からは、「女の子同士で思い切りプレーできてとても楽しく参加できた。」という声も聞かれました。なでしこひろばが参加者だけでなく、指導者にとってもサッカーの楽しさや素晴らしさを改めて感じることのできる機会となっている様子でした。
主催者コメント
小倉彩 コーチ
一昨年からエスパルスとして女の子だけのサッカー教室を開催してきましたが、今年から「JFAなでしこひろば」の運営団体となり、今回が4回目の開催となりました。エスパルスが掲げる『わかちあう夢と感動と誇り』の理念のもと、一人でも多くの女性とサッカーの楽しさを分かち合いたい!という想いで、「すべての女性がサッカーを気軽に楽しみ続けられる場所」でありたいと、試行錯誤を続けながら参加者全員がサッカーを楽しめるメニューを考え取り組んでいます。
なでしこひろばで、毎回多くのサッカーが大好きな女の子と出会い、一緒にサッカーができる時間をとても嬉しく、幸せに感じています。私自身、サッカーに携わる女性の一人として、「一人でも多くの女性にサッカーを好きになってほしい」「一人でも多くの女性とサッカーの楽しさを共有したい」と常に想い、なでしこひろばや普段のスクールなどで活動をしています。
毎回、参加者の皆さんのひたむきなプレーやキラキラした目、笑顔に、パワーをもらいサッカーの素晴らしさを改めて感じる時間となっています。これからもサッカーの本質的な楽しさをベースに、仲間と協力してプレーすることやコミュニケーションを取ることなどの大切さもサッカーを通じて伝えていきたいと思っています。今後も各地域で継続して開催し、多くのみなさんとサッカーの楽しさを感じられる場所を作っていきたいです。
参加者コメント
大塚遥さん・瑠奈さん(小学5年生)
なでしこひろばには何回も参加しています。普段は男子に混じってプレーしているので、なでしこひろばでの女の子同士でのプレーは、いつも以上に思い切りできてとても楽しいです。今日はシュートの練習をたくさんしたので、これからのなでしこひろばでもチャンスがあればいつでも積極的にゴールを狙って、いっぱい点を取りたいです。これからも、なでしこひろばやサッカーを通じてみんなと仲良くなりたいです。
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。