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JFAなでしこひろば 特定非営利活動法人 七里御浜FC(三重県)で開催
2016年08月12日
NPO法人 七里御浜FC主催のJFAなでしこひろばが8月3日(水)、三重県熊野市で開催されました。
今回のなでしこひろばには幼児から大人まで15名が集まり、初心者も経験者も一緒になって様々なメニューに取り組みました。
最初のウォーミングアップでは、参加者同士がたくさんコミュニケーションをとれるように、コーチと同じ動きをしながらランニングする「全身コーディネーション」と、二人一組でボール交換する「ボールフィーリング」を行いました。それぞれ簡単な動きから、いろいろなルールを設けて行うことで、参加者同士が一体感を感じ、自然と笑いあう場面も見られました。
ボールコントロールのトレーニングでは、「ウェッジコントロール」をテーマに取り組みました。まずは、自分の頭の上までボールを投げて、落ちてきたボールを地面に手で抑えるところから、コーチが無造作に投げたボールを足で抑えて、シュートにつなげるところまでを段階的にトレーニングしました。最初は感覚が掴めず、うまくできない子も多く見られましたが、時間の経過とともに「コーチ、できるようになったよ!」と成果を報告してくれる参加者の声も聞くことができました。最後に行ったミニゲームでは、参加者一人一人がボールに触りたいという想いがとても強く、必死にボールを追いかける姿が見られました。
今年の3月から始めたなでしこひろばですが、今回は参加回数が5回目に達した参加者が何人かいたので、受付の際に「なでしこひろば」のリストバンドを渡してあげると喜んで、早速身に付けて参加してくれました。
主催者コメント
西益史 特定非営利活動法人 七里御浜FC 理事長
小学生のうちは男子も女子も体力的な違いが小さいとはいえ、男の子と一緒にサッカーをすることに対して抵抗を感じている女の子が多くいて、そんな女の子が「なでしこひろば」に参加してくれているのだと思います。女子小学生のサッカー人口が増えて、活動が盛んになり、より楽しくサッカーをすることのできる環境作りを、これからも頑張っていきたいと思います。
保護者コメント
大野幸一 さん
小学1年生の娘が4月からサッカーを習い始め、なでしこひろばには娘と妻が親子で参加しています。娘は男の子と一緒にやっているスクールのときよりも、なでしこひろばへ参加しているときのほうが、積極的にボールを取りに行っています。今回は帰省中の従姉妹も一緒に参加させてもらったこともあり、終始笑顔で楽しそうにボールを追いかけていました。 子どもの友達づくりや体力向上にも繋がるので、今後も参加していきたいと思います。
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。