ニュース
東京大学-日本サッカー協会 連携協定締結記念式典を開催
2016年12月17日
東京大学と日本サッカー協会(JFA)は12月16日(金)、スポーツ医学・科学研究の発展などに関する連携協定を締結しました。調印式の後、鈴木大地スポーツ庁長官、FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016の視察で来日しているジャンニ・インファンティーノFIFA(国際サッカー連盟)会長ら国内外の来賓を招き、安田講堂大講堂で調印式典を開催。東京大学・JFAの関係者、メディア関係者、東大ア式蹴球部の学生ら約500人が聴講しました。
最初に鈴木長官が登壇し、「今回の連携協定締結を契機として、世界的な教育機関である東京大学と日本サッカーを統括する日本サッカー協会がそれぞれの強みを生かしてスポーツの文化を発展させてくれることを期待している」とあいさつ。五神東京大学総長は連携協定締結に至った背景について「超高齢化社会を控えた日本で『良い社会』をつくるためには、心身の健康、すなわち人々が元気に活動する状態を維持することが必要」と語り、東京大学で行われる様々な研究をスポーツの発展に生かそうという構想を示しました。
田嶋JFA会長は、東京大学への感謝を述べた後、(共に東京都文京区本郷に位置する)同大学とJFAは「距離的にも非常に近く、意見を出し合いやすい。これからどのような研究ができ、どのような方向に進めるかを考えていきたい」と展望しました。
インファンティーノFIFA会長もあいさつに立ち、連携協定に立ち会った歓びを語ると共に「今回の連携もわくわくするプロジェクト」とコメント。そのほか、JFAの川淵三郎キャプテン、JFAの顧問を務める浅見俊雄東京大学名誉教授、日本サッカー指導者協会の大澤英雄理事長、東京大学大学院公共政策学連携研究部教授の鈴木寛JFA理事も登壇し、お祝いのメッセージと連携協定への期待を述べました。また、元クロアチア代表MFで、現在FIFA事務総長代理を務めるズボニミル・ボバン氏は、蹴球部の学生らの質問に答える形で講演を行いました。
今回の連携協定の締結によってスポーツ科学に関する研究がサッカー選手の競技力強化やスポーツの振興などに生かされることが期待されます。
関連情報
最新ニュース
- JFA 2024/11/21 【不服申立委員会】 2024年11月21日付 公表
- JFA 2024/11/21 【裁定委員会】 2024年11月21日付 公表
- 選手育成 2024/11/21 バイエルン・ミュンヘンへ短期留学 JFAとアディダスによる育成年代の選手を対象としたプロジェクト「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」~2024年度 第三弾が始動~
- 大会・試合 2024/11/21 決勝(11/23)チケット当日券の販売について 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 大会アンバサダー三笘 薫 選手・CFCと協働 子どもたち30名ご招待
- 選手育成 2024/11/21 2024年JFA・Fリーグ特別指定選手に3選手を認定