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第2回静岡障がい者サッカーフェスティバルレポート ~つながり きょうゆう はってん~

2017年01月17日

第2回静岡障がい者サッカーフェスティバルレポート ~つながり きょうゆう はってん~

1月7日(土)と8日(日)にかけて、静岡県静岡市の清水ナショナルトレーニングセンターで、 「障がい者サッカーを、知る、見る、やってみる、参加する」をコンセプトに、第2回静岡障がい者サッカーフェスティバルが開催されました。

障がい者サッカーの体験教室や各ジャンルの大会などが二日間にわたって行なわれ、 会場にはサッカーファミリーの笑顔が広がりました。 特に「ごちゃまぜサッカー」の試合では、地元の清水から、清水サッカー協会シニア委員会、清水第八プレアデス・マイア、清水第一中学校サッカー部、静岡在住のろう者サッカー選手ら、様々なカテゴリーの選手が混ざり合って、熱戦が繰り広げられました。

大会実施概要

名称:
第2回静岡障がい者サッカーフェスティバル

会場:
清水ナショナルトレーニングセンター(静岡市清水区山切1487-1)
IAIスタジアム日本平(静岡市清水区村松3880-1)
静岡市立清水庵原中学校(静岡市清水区原245)

主催:
NPO法人静岡FIDサッカー連盟

内容:
【1日目】1月7日(土)
知的障がい者サッカー:小、中、一般の大会
電動車椅子サッカー:大会
ブラインドサッカー:体験会
アンプティサッカー:体験会
意見交換会:知的障がい者サッカーの指導について

【2日目】1月8日(日)
知的障がい者サッカー:親善試合(静岡県選抜vs横浜F・マリノスフトゥーロ 於:IAIスタジアム)
アンプティサッカー:親善試合(東西対抗)
ソーシャルフットボール:大会
ごちゃ混ぜサッカー:体験会及び試合

主催者コメント

瀬戸脇正勝 NPO法人静岡FIDサッカー連盟
今年度も、あっという間のニ日間でした。初日は穏やかな冬の日差しの中、電動車椅子サッカーや知的障がい者サッカーの様々なゲーム、ブラインドサッカーやアンプティサッカーの体験教室が行われました。地域の少年団からJリーグ関係者まで多くの人で賑わいました。ニ日目は今にも振り出しそうな空模様のなかのフェスティバルでした。誰もが雨を覚悟しましたが、12時過ぎまで雨も降らず、ほぼ全日程を終えることができました。今年は、昨年参加できなかったろう者サッカーの方が参加でき、大変盛り上がりました。応援してくださった皆さん、参加した皆さん、体験した皆さん、お疲れ様でした。たくさんの笑顔をありがとうございました。また来年、お会いしましょう。

体験会参加者コメント

東海大翔洋高等学校中等部サッカー部部員
ブラインドサッカー体験会では、 目が見えない中でサッカーをやることはすごく大変だと思いました。パスやシュートをするには、声がすごく大切だということも改めて感じました。またアンプティサッカーをやってみて、足がない人の大変さを知り、見かけたら何かしたくなりました。色々な障がいを持った前提でやったごちゃ混ぜサッカーは、外から見ていただけでは比較的楽に見えましたが実際にやってみると難しくて、ボールを蹴れなかったですし、全然走れませんでした。障がいのある人の気持ちに立って行うことが大切だと思いました。

知的障がい者サッカー 大会参加者コメント

静岡チャレンジドJr.の保護者
どうなることかと心配していましたが、思った以上にサッカーになっていて、ほっとしました。子どもはボールを蹴ることができるたびに、毎回嬉しそうに報告に来ていました。次回の目標は、ボールを蹴っても報告に来ないことです。今回は「試合」だったので、いつもの練習のように「○点決める」のは難しいだろうと思い、目標を「ドリブルとパスをしてみる」にしました。実際はゴールを決めにいく形になっていましたが、『サッカー』を少しずつ分かってきているように思います。仲間と体を動かす楽しさが分かる幸せを大変ありがたく思います。

ごちゃ混ぜサッカー 試合参加者コメント

NPO法人清水サッカー協会シニア委員会メンバー
皆さん、スピードがあり、テクニックがあり、とてもついていけないが楽しみました。ありがとうございました。

清水第八プレアデス・マイアメンバー
普段一緒にサッカーをしない人とプレーができて楽しかったです。障がいを持っていることは、一緒にサッカーをするうえで関係ないと感じました。みんな仲間です。

清水第一中サッカー部部員
いろいろな人とサッカーができて楽しかったです。

元ろう者サッカー男子日本代表選手
楽しくプレーできました。年齢や障がいに関係なく交流できるこのような機会がもっとあるといいです。デフサッカー、デフリンピックをたくさんの人に知ってもらえるようがんばります。

元ろう者サッカー女子日本代表
年代、障がいを越えて楽しくプレーできました。誰もが楽しくサッカーができる場所が増えていくことを願っています。

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