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サッカーファミリータウンミーティングを山口県で開催
2017年03月23日
「サッカーファミリータウンミーティング」を3月19日(日)、山口県山口市の維新百年記念公園スポーツセンターで開催しました。指導者、審判員、保護者、クラブ関係者、サポーター、自治体関係者など、約100人が参加しました。中国地方では今回の山口県が初開催です。
天久弘 山口県サッカー協会会長は開会に当たり、「タウンミーティングはサッカーに関わる全ての人から意見をもらい、日本サッカーの発展につなげる主旨で開催される。日頃から思っていることをお話しいただき、できることから変革していけるようにしたい」とあいさつしました。
また、山口市出身の久保裕也選手(KAAヘント)からはビデオメッセージで、山口県に育ててもらったことへの感謝や、これからも日本代表やクラブで頑張るという意気込みが届けられました。
意見交換では指導者から、ゴールキーパーになる小学生の減少、少子高齢化によりサッカークラブの存続が難しくなっていること、さらにチーム間でのリーグ戦に対する温度差や、審判員派遣の難しさといった現状が報告されました。また、「たくさんの子どもたちにスタジアムに来てほしい」というサポーターの要望や、「メディカルマネージャー導入をどう考えているか」、「小学校体育サポートや部活指導員など、行政との連携は今後どうなるのか」という質問が挙がるなど、様々な意見が寄せられました。
主な意見、要望、質問など
・ゴールキーパーの育成について
・小学校体育サポートや部活指導員などにおける行政の支援体制や連携について
・少子高齢化におけるサッカークラブの存続について
・Jリーグの試合に子どもたちを招待することについて
・リーグ戦の実情、レフェリーの派遣依頼について
・メディカルマネージャーの導入について
・ビーチサッカー活性化の展望について
・ユース審判員の育成拠点の構想について
・障がい者サッカーと健常者との連携、今後の方向性について
今後の開催日程
4月1日(土) | 沖縄県中城郡 |
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4月15日(土) | 石川県金沢市 |
4月22日(土) | 福島県福島市 |
5月6日(土) | 埼玉県さいたま市 |
※日本サッカー協会(JFA)は、2016年9月17日(土)の兵庫県での開催を皮切りに、この「サッカーファミリータウンミーティング」を約1年間かけて47都道府県で開催します。
「サッカーファミリータウンミーティング」は、JFAはサッカー現場、フロントラインで活躍する皆さまを応援し、支援するサッカー協会であるべきという方針のもと、今後の日本サッカー界発展のために、皆さまから様々な声を直接お聞かせいただき、意見交換を行うミーティングです。
コメント
参加者コメント
「夢があるから強くなる」の深さを感じ、初心にかえることができました。
参加者コメント
現在のJFAの取り組み、これからのJFAの取り組みについて、非常に分かりやすい説明とVTRで共感できました。会長自らの説明があり、とても実りあるミーティングに参加できてよかったと思います。
参加者コメント
「歴史と先人をリスペクトし未来に責任を持つ」という考え方は非常に重要と考えます。これをいかに共有し、実現していくかを真剣に考えることから始めないといけないと感じました。そのためのタウンミーティングとは思いますが、もっともっとこういう場(意見交換)を増やすことが大切だと感じました。地域に戻っても話し合う場を持ちたいと思います。
参加者コメント
障がい者のサッカーがあれほど多岐にわたっているとは知らなかったし、ある種の感動を覚えました。プレーヤーとしても4種の指導者としても、あらためてサッカーができる喜びをかみしめて明日から頑張りたいです。
サッカーファミリータウンミーティング
JFAはサッカー現場、フロントラインで活躍する皆さまを応援し、支援するサッカー協会であるべきという方針のもと、今後の日本サッカー界発展のために、皆さまから様々な声を直接お聞かせいただき、意見交換を行うミーティングです。
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