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JFAなでしこひろば 南千住サッカー広場少女部(東京都)で開催
2017年04月28日
東京都荒川区南千住を拠点に活動している「南千住サッカー広場少女部」が4月23日(日)、12回目となる「JFAなでしこひろば」を開催しました。当日は晴天に恵まれ、23人もの女の子たちが楽しくボールを追いかけました。
はじめに、コーチを含めた参加者全員が名札を付けて、自己紹介と準備体操を行いました。参加者は、自己紹介の時は緊張した様子で控え目でしたが、ウォーミングアップを行っていくうちに、仲間たちと楽しい時間を共有し、次第に緊張も解けて会話が生まれ、笑顔も見られるようになりました。雰囲気に慣れてきた頃、ボールを使って「ボール投げ拍手」、「体まわりのボール回し」などで、徐々にボールに触れていきました。ドリブルの練習では、年長さんは直線ドリブル、1年生以上はコーンをジグザクにドリブルする少し難しいトレーニングに挑戦しました。シュート練習では、はじめはうまく蹴ることができなかった参加者たちも段々と慣れていき、後半ではシュートを決める場面も見られました。
最後のミニゲームは、年長さんと1年生、2年生から5年生の2チームに別れて実施しました。2年生以上のゲームには、途中からボールを複数個入れることで一人一人のボールタッチの機会が増え、点の取り合いになるゲーム展開となり大いに盛り上がりました。
主催者コメント
三浦哲 南千住サッカー広場代表
2001年より「南千住サッカー広場」として少年チームを発足させて、現在は200人近くの少年選手が活動を行っています。サッカーを楽しむ少女の育成を目的とし、2012年4月には小学校1年生から5年生までの少女選手20人で少女部チーム「南千住サッカー広場少女部」を発足させて現在に至ります。募集活動も行ってきましたが、小学校低学年の女子の参加が増えない状況が続いたこともあり、そこで、2016年4月より、毎月1回のペースで「JFAなでしこひろば」を実施するようになりました。開催案内は1ヶ月前から地域のご協力により、告知チラシを地域のいろいろな掲示板に掲載し、南千住サッカー広場ホームページの少女部サイトでの告知も実施しています。最近では友達からの誘いで参加する子も多くなりました。地域での認知も上がり、最近では、新規参加者が毎月2~3人ずつ増えてきています。今後もサッカーを楽しむ少女の育成を目的として地域活動が充実して継続できることを当面の目標としていきます。
参加者コメント
・ゴールを沢山決めることができて嬉しかったです(5年生・Cさん)
・コーチとみんなが優しく教えてくれるので、サッカーが楽しくなりました(4年生・Yさん)
・沢山のお友だちとサッカーが出来て楽しかったです(3年生・Sさん)
・ミニゲームで、ゴールギリギリでカットできて嬉しかったです(1年生・Yさん)
・ドリブルリレーでチームが優勝することができて嬉しかったです(年長・Kさん)
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。