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ろう者サッカーの祭典「第16回JDFAデフリーグ大会」に300名が来場
2017年04月28日
日本ろう者サッカー協会は、第16回JDFAデフリーグ大会を4月22日(土)から23日(日)にかけて品川区大井ふ頭中央海浜公園 第二球技場で開催しました。
「共に愉しもう」をテーマに、ろう者だけでなく健聴者の14歳から61歳まで130名の選手が、年に一度の本大会に参加しました。より楽しめるよう、34歳以下と35歳以上のカテゴリーに分け、各4チームで戦いました。また交代も無制限とし、参加選手全員がプレーしました。
2日目には、デフキッズサッカーイベントが行われました。幼稚園児から新中学1年生の48名の子どもたちが、大会出場チームの選手やデフサッカー日本代表選手らとともに、1時間、サッカーを楽しみました。
また、国際審判員の山内氏を招き、「デフサッカーとプロサッカーの裏側~コミュニケーションについて語ろう~」をテーマにパネルディスカッションと審判実技体験が行われました。審判員からの視点とデフサッカーの視点には共通点が多く、参加者にとっても新たな発見がありました。
試合結果は以下の通りです。
35歳以上のクラス
優勝 湘南波聾猿
準優勝 バッカス
3位 レジェンドドリームズ
4位 静関隊
34歳以下のクラス
優勝 LAZO FC
準優勝 FC TOP GUN
3位 SOLIDARIE FC
4位 しぞーか隊
大会副実行委員長コメント
植松隼人 副実行委員長
「共に愉しもう」というテーマのもと、たくさんの方々に会場に集まっていただき触れ合ってもらうことが一番の目的でした。選手やスタッフ、デフキッズ、支援者と300名を超える皆さんに「観る・知る・体験する」を味わっていただくことができたように思います。品川区の中川原副区長をはじめ、石原内閣府副大臣や薬師寺参議院議員、東京京浜RCの小國会長といった方々にご来場いただき、デフサッカー/フットサルをさらに盛り上げていかなければという使命を感じました。まだまだ厳しい声をいただきますが、来年も開催できるように頑張ります。皆さんの笑顔が次へのエネルギーとなります。共に愉しんでいきましょう。
参加者コメント
矢代卓樹 FC TOP GUN・代表
FC TOP GUNとして参戦しました。チームでは半分以上が未経験者で、飲んで騒ぐのが好きな人たちの集まりでしたが、大会に出てみればまさかの準優勝。準優勝したことで、今まで以上にサッカーをやりたい!という声がたくさん出てきました。好きになるきっかけを作ってくれたデフリーグには感謝しきれません。大会ではかなり注目されていましたが、我々は超一流のエンターテイナーです。素晴らしい大会運営のおかげで楽しいデフリーグでした。本当にありがとうございました。
キッズサッカーメインコーチコメント
桐生聖明 コーチ
子どもたちを4つのグループに分け、15分おきにドリブル、ゲーム、シュート、ゲームの順で体験してもらいました。代表選手とのコミュニケーションを図ったことで距離が縮み、代表選手や子どもたちだけでなく観客の方も一緒に楽しめる会となりました。
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