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ブラインドサッカーの国際試合を関東で開催

2018年02月27日

ブラインドサッカーの国際試合を関東で開催

日本ブラインドサッカー協会は、2ヶ月にわたり関東で国際大会を開催しています。2月24日(土)にはサイデン化学アリーナ(埼玉県さいたま市)で「さいたま市ノーマライゼーションカップ2018」が日本ブラインドサッカー協会とさいたま市の共催で行われ、ブラインドサッカー女子日本代表は日本国内での初の国際試合に臨みました。南米の強豪女子アルゼンチン選抜と対戦したブラインドサッカー女子日本代表は、エース菊島宙選手が6得点、齊藤舞香選手が自身代表初ゴールを奪い、7対3で勝利しました。

試合は立ち上がりの前半4分に女子アルゼンチン選抜のショアナ・アギラール選手が先制点を決めました。続く5分にも同選手が2点目を挙げ、序盤は女子アルゼンチン選抜が主導権を握りました。その後9分に日本の菊島選手が自陣でボールを奪うと、カウンターからスピードに乗ったドリブルでゴールを奪い返し、日本のペースに。その後18分、19分にも連続でゴールを奪い、菊島選手のハットトリックで逆転した日本は1点のリードで前半を終えました。後半も勢いは止まらず、開始3分、6分に菊島選手が連続得点、10分には齊藤選手が代表初ゴールを決めます。後半19分には再び菊島選手が得点を挙げ、ダブルハットトリックを達成しました。追い上げを見せるアルゼンチンも1点を返しましたが、7-3で日本が勝利しました。

MVPは日本の菊島宙選手、MIPはアルゼンチンのショアナ・アギラール選手が受賞しました。

また、3月4日(土)・5日(日)には、4つの地域リーグ(北日本・東日本・中日本・西日本・北日本)を勝ち抜いてきた7チームと、海外から招へいされた韓国の「ソリル チャヌン サラン ドゥル」が参戦する「KPMGカップ ブラインドサッカークラブチ-ム選手権2018」が、富士通スタジアム川崎(神奈川県川崎市)で開催されます。

そして、3月21日(水・祝)からは、ブラインドサッカー日本代表が、世界の強豪を迎えての「第1回IBSAブラインドサッカーワールドクランプリ」を東京・品川区で開催予定です。

大会概要

大会名:
KPMGカップ ブラインドサッカークラブチーム選手権2018

主催:
NPO法人 日本ブラインドサッカー協会

共催:
川崎市

特別協賛:
KPMGジャパン

後援:
厚生労働省、スポーツ庁、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会、
一般社団法人日本障がい者サッカー連盟、特定非営利活動法人川崎市サッカー協会、川崎市障害者スポーツ協会

協力:
川崎フロンターレ/富士通スタジアム川崎

大会日程:
2018年3月3日(土)・4日(日) ※小雨決行、荒天中止
会場:富士通スタジアム川崎
〒210-0011 神奈川県川崎市川崎区富士見2-1-9
交通アクセスはこちら

出場チーム:
ナマーラ北海道(北日本リーグ1位)
Avanzareつくば(東日本リーグ1位)
埼玉T.Wings(東日本リーグ2位)
たまハッサーズ(東日本リーグ3位)
山梨キッカーズ(中日本リーグ1位)
LEO STYLE北九州(西日本リーグ1位)
兵庫サムライスターズ(西日本リーグ2位)
ソリル チャヌン サラン ドゥル(韓国)

監督・選手コメント

村上重雄 監督
立ち上がり早々、失点してしまいましたが、当初の目標通り40分全体を通してゲームマネジメントができ、前半のうちに逆転することもできました。私たちのブラインドサッカーのプレーを通して、社会の障がいへの理解が進み、視覚障がいをもっている女の子たちがサッカーをしたいと思ってもらいたいと思います。

菊島宙 選手(大会MVP)
今日決めることができた得点は、みんなが支えてくれたから取ることができました。いまはまっすぐなドリブルしかパターンがありませんが、左右に動いても今のプレーができるようになるなど、もっとうまくプレーできるようになりたいです。

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