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JFAなでしこひろば、カターレ富山で開催
2018年06月22日
カターレ富山が主催する「JFAなでしこひろば in カターレ富山」が、16日(土)に富山県総合運動公園内ののびのび広場にて開催されました。梅雨の最中で雲行きが心配されましたが、当日は子どもたちの元気いっぱいのパワーで雨雲も見事に吹き飛びました。
三回目の開催を迎えた今回は、毎回参加している女の子から初参加の女の子まで計8名が集まりました。まずは、雰囲気作りのため一人1個ずつボールを持ち、「お尻プリっとゲーム」が行われました。持っているボールを他の子のお尻に当てるこのゲーム。子どもに当てたら「1プリっと!」、コーチに当てたら「5プリっと!」というルールでスタートしたところ、一斉にコーチのお尻を狙って協力し合い、盛り上がりを見せていました。ドリブル練習では、「周りを良く見ましょう!」を合言葉に、人とぶつからないように3色(赤・黄・緑)のコーンを順番に触り、上手にドリブルをしていました。
後半からはグループで行うメニューで、仲間と協力して「上手くできた!」「勝った!」など、チームで喜び合う姿が見られました。最後はミニゲームを行いました。誰かがボールを持てば周りから「へい!へい!」とボールを呼ぶ声が絶え間なく響き渡りました。子どもたちは積極的にゴールに向かい、ゴールが決まって喜びを分かち合う場面では、自然とコーチからも笑顔がこぼれ、終始にぎやかな時間となりました。
主催者コメント
松本美保 普及コーディネーター(カターレ富山ホームタウン担当)
JFAなでしこひろばの団体として今年認定を受け、2月から活動をスタートしました。当初は冬場で雪などの影響もあり、開催場所の確保や参加対象をどうするか悩むことが多々ありましたが、今回はカターレ富山のホームゲーム会場である富山県総合運動公園の周辺施設をお借りして開催することができました。参加対象については、園児・小学生・中学生以上等全ての女性にサッカーを楽しんでもらいたいという想いがありましたが、まずはカターレスクールにも多く在籍している小学生をターゲットに始めました。スクール生以外にも、カターレとして日頃関わりがあるチームや関係者の方にお声がけをしながら、少しずつ周知され、新規で参加してくださる方も増えてきました。一人でも多くの女性がサッカーに関わって楽しさを知り、その楽しさをお友達に伝えてもらって富山の女子サッカーファミリーが増えていければと思います。サッカー経験がない方でも楽しんでいただける場となるよう今後も取り組んでいきます。
参加者コメント
大石笑那 さん
いつもは男子のチームでプレーしているので、今回参加した「なでしこひろば」のように女子だけでプレーをして、普段とはまた違う楽しさを感じられてよかったです。年下の子にパスを出してシュートを決めてくれたことが嬉しかったです。
大石明依 さん
ゲームが面白かったです。すぐにお友達と仲良くなれました。試合では初めてシュートができて嬉しかったです。これからもいっぱいシュートを決めるぞ!
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。