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日本サッカーミュージアムで夏休み自由研究スペシャルワークショップ「PUSHコース(救命救急講習会)」を開催

2018年08月16日

日本サッカーミュージアムで夏休み自由研究スペシャルワークショップ「PUSHコース(救命救急講習会)」を開催

日本サッカーミュージアムでは、毎年夏休みに自由研究イベントを開催しており、8月14日(火)にスペシャルワークショップとして、小学生を対象とした「PUSHコース(救命救急講習会」を開催しました。

全国PUSHコースの一環として特定非営利活動法人大阪ライフサポート協会/PUSHプロジェクトからCPR(心肺蘇生法)とAED(自動体外式除細動器)の使用方法に関する実技を中心に行いました。参加した30名の子供達は心肺蘇生のトレーニングツールである「あっぱくんライト」を力いっぱいPUSHしている姿が見られました。

※JFAではPUSHコースにJFAの講義(脳振盪(のうしんとう)、熱中症、アナフィラキシーなどの講義)をあわせたJFA+PUSHコースを開催しています。開催希望の団体は、公益財団法人 日本サッカー協会技術部宛にメール(jfa-igaku@jfa.or.jp)にてお問い合わせください。

PUSHコース(救命救急講習会)講師コメント

武田聡 さん
今回は日本サッカー協会JFAサッカーミュージアムでの「PUSHコース」に、多くの親子の皆さんにご参加いただき、ありがとうございました。ボールが胸に当たり突然の心停止(心室細動)が起こる「心臓しんとう」は、サッカーやフットサルでも起こりうる事象です。サッカーやフットサルを含めたスポーツ中の心停止はほぼ全例が目撃ある心停止で、救命できる可能性が高いです。AEDをしっかりと活用すれば突然死ゼロも可能となります。現に東京マラソンでの救命率は12年間で11名の心停止患者さんが発生しているにも関わらず救命率は100%です。日本サッカー協会としてもスポーツ救命プロジェクトにて、スポーツ中の不幸な出来事をなくすことを目指しています。皆さんも是非「PUSHコース」または「スポーツ救命ライセンス講習会」にご参加されてはいかがですか?

参加者コメント

若林亮河 くん
今日のイベントはミュージアムのHPを見て知りました。普段した事のない体験ができて、楽しそうだなと思い参加しました。実際に救命救急について体験してみて、胸骨圧迫では思っていたより力が必要で、すごく大変でした。これから、もし道などで倒れている人を見つけたときには、学んだことを思い出して、救助することができたら良いなと思います。

大山裕太朗 くん
これまで救命救急の講座を受けたことが無かったので、もしもの時に備えておきたいと思い、今日のイベントに参加しました。大変だったのは、「あっぱくん」という胸骨圧迫を実際に体験するキットの心臓を押すときにとても強い力が必要だったことで、圧迫することの難しさを知りました。今後、サッカーの練習中や体育の時間に友達が倒れてしまったときは、今日のことを生かして、落ちついて対応したいと思います。

夏休み自由研究イベント

開催期間:2018年7月30日(月)~8月26日(日)無休 10:00~18:00(最終入場 17:30)
会場:日本サッカーミュージアム ヴァーチャルスタジアム(1階)
料金:本イベントへの参加には、有料ゾーンチケットが必要となります。

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