DUARIG Ｆリーグ2018/2019 ディビジョン1は、12月21日(金)から24日(月)の4日間で第28節の5試合を行いました。

プレーオフ出場圏内に滑り込みたいペスカドーラ町田は、ヴォスクオーレ仙台をホームに迎えました。第23節の立川・府中アスレティックFC戦で終了間際に逆転され、以降の4試合はすべて引き分けと勝ち切れない町田。年内最後のホームゲームでもあるこの試合では、6試合ぶりの勝利を狙いました。12分、クレパウジ ヴィニシウス選手のフリーキックで先制した町田でしたが、18分、アランギタヒ選手のアシストから堀内迪弥選手がゴールし同点とされると、後半にもオウンゴールで失点し、1点を追う展開になります。まずは同点に追いつきたい町田は猛攻を仕掛け、終盤にはパワープレーで仙台ゴールに迫ります。前後半を通してシュート数では仙台を圧倒した町田でしたが、得点を奪うことができずに試合終了。痛い敗戦となりました。

5位の湘南ベルマーレと6位のバサジィ大分の対戦は、拮抗した展開となりました。勝点差はわずか1。この試合の結果で順位が入れ替わる可能性もあり、どちらにとっても譲れない一戦をまず動かしたのは大分でした。7分、前節で負傷から復帰した上福元俊哉選手のゴールで1点をリードし、前半を折り返しますが、ホームで負けられない湘南は、後半に刈込真人選手のゴールで試合を振り出しに戻します。その後は両者とも追加点を挙げることができず、両チームのキャプテンが意地を見せた試合は、勝点1を分け合う結果となりました。

また、今節で4位の町田が敗戦し、第28節終了時点での勝点が47となりました。町田は台風での延期試合を含む残り6試合で、現在首位の名古屋オーシャンズの勝点68を上回ることができないため、名古屋のプレーオフ出場が決定いたしました。

その他の試合結果・日程はこちら(Ｆリーグ公式サイト)をご覧ください。

監督・選手コメント

ホセ・フェルナンデス 監督（ヴォスクオーレ仙台）
今節の結果はポジティブなものでした。とても難しい試合でしたが勝ち点3を取ることができました。相手に自由を与えないように前からプレスを仕掛けました。難しい試合でしたが、勝ち点3だけでなく良い内容だったと思います。攻撃でもボールを回せて全体的に良い試合でした。

荒牧太郎 選手（ヴォスクオーレ仙台）
相手の自由を奪うようなディフェンスから、素早い攻撃ができたと思います。たまに簡単にボールを失いましたが、しっかりと繋いで相手のゴールを目指す。自分たちが目指しているものが攻守にわたって40分間、できたと思います。試合前に監督から森岡選手につくと指示がありました。何年もマッチアップをしてきましたが、他の３人が前線からコースを限定してくれたので、ゴールから遠い位置、有利な状態での1対1ができました。チームとしての守備が機能したかなと思います。

岡山孝介 監督（ペスカドーラ町田）
いい試合ができませんでした。特に攻撃でチャンス数が少なかったですし、パス回しもうまくいかなかったです。またすぐに試合があるので修正して、次は勝てるように頑張りたいと思います。もう少し仙台が引いて守ると思っていましたが、今節は前から来てアグレッシブでした。そこでうまく回せなかった部分があります。ただ、前から来る守備に苦手意識はないので、それでもうまくいなすべきでした。バランスが崩れたり、サポートのタイミングだったりで中が使えずにうまく回せず、何度かうまく回せて裏を狙える場面もありましたが、出し手がそこを見られていないなど、チグハグな状態にあったと思います。チームとしても押し込んだ後を打開しきれなかった。そのあたりも含めて問題でした。また、メンタル的な部分はあると思います。最近勝てていないので、自信がないわけではないですが100%の自信を持ってプレーするというところに届いていないのが現状です。打開するには泥臭くても勝ち点3を取らなければいけません。無様でも良いので、なんとか勝って流れを変えたかったのですが、それも叶いませんでした。

ダニエル・サカイ 選手（ペスカドーラ町田）
サポーターに対してもスポンサーに対しても申し訳ない思いでいっぱいです。ホームでこういう恥ずかしい試合をしたのは、キャプテンとしても責任を感じています。シーズン当初は優勝を目指し、今はプレーオフ出場を目指していますが、非常に厳しい状況に立たされています。何としても勝点を、ともがいていますが、うまくいかない状況です。

DUARIG Ｆリーグ2018/2019 ディビジョン1

開催期間：2018年6月16日(土)～2019年2月11日(月・祝)　全33節/198試合
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