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裸足でリスペクト~雪国・山国から~

2014年08月11日

裸足でリスペクト~雪国・山国から~

7月27日(日)、東日本ビーチサッカーリーグ(EJリーグ)が青森・五戸町、長野・駒ケ根高原で同時開催されました。

2012年に誕生した本リーグは、ビーチサッカーを通じた「開催地域への貢献」「自然環境保護」「震災復興支援」をアクションプランとし、「リスペクトFCジャパン」の部員でもあります。
青森ではホームチームの「青森スタリオンズ」が、参加チームのない長野ではボランティアスタッフがそれぞれ中心となって大会を運営しました。
雪国・山国でもビーチサッカーを愛する選手たちが裸足で躍動し、友情の輪を広げています。

コメント

澤田達哉 氏(東日本ビーチサッカーリーグ実行委員長)
自然と隣り合わせの環境で行われるビーチサッカーに、リスペクト精神は必要不可欠です。天候や気温で砂のコンディションは変わりますし、選手が安全にプレーするためにビーチクリーン活動は欠かせません。防球ネットや火傷を防ぐ為の水撒きなど、試合までに必要な作業は他のフットボールをも上回る勢いです。
まだまだ競技人口が少ないスポーツですので、プレーヤーだけでなくビーチサッカーに対してのリスペクトも忘れてはなりません。東日本リーグからのビーチサッカーの普及や発展は、一人ひとりのリスペクトが作り上げて行くと言っても過言ではないと思います。

太田竜介 氏(青森スタリオンズ代表 青森ラウンド主管チーム)
2年ぶりに開催された東日本ビーチサッカーリーグ青森ラウンドの主管チーム、青森スタリオンズの代表を務めています。東北・青森のビーチサッカーの状況は、まだまだ発展途上と言えます。そんな中でも参加してくれる各チームをはじめ、多くの人の思いが詰まったラウンドになったと思っています。私たちは今後とも、東北・青森のビーチサッカーの発展に尽力していきます。その根源にあるのは、人々のリスペクト精神です。互いに敬い、助け合うことで、このムーブメントが更なる波及効果を生むことを目標に、これからも活動していきます。

柴田侑幸 氏(NPO法人スタリオンスポーツエンターテインメント理事長 青森ラウンド運営スタッフ)
青森ラウンドの運営を担当しました。私たちが維持・管理している五戸サンドコートは、2012年に完成した人工のコートです。この場所で、東日本ビーチサッカーリーグが開催されることは大きな意義を持っていると考えています。海のない町にビーチサッカーがやってくるということで、楽しみにしている人もいます。またそこから、地域活性化を目標にし、地域に根ざした存在となっていければ理想的だと考えています。参加選手はもちろん、運営スタッフ一同も、お互いの立ち位置から関わるすべての人に感謝・リスペクトの精神を持っています。この姿勢を大切にしながら、今後ともビーチサッカーの活動を支えていければと思っています。

倉田知穂 氏(長野ラウンドボランティアスタッフ)
ビーチファミリーとして、地元の人間として、足を運んで下さる方々が気持ち良く過ごせるようにと準備をしました。知らず知らずに触れていたその心が、リスペクトである事を知りましたが、選手の方々のリスペクトがもっと強かった事にびっくりしました。遠方から来ているにも関わらず、会場作り、ピッチ作りなどに手を貸していただきました。ボール拾いや試合後のピッチの整備、片付けまでしていただいて、その心に頭が下がりました。スタッフのリスペクト、選手のリスペクト、それぞれの家族へのリスペクト、審判のリスペクト、ピッチへのリスペクト、道具へのリスペクトなどたくさんありました。
来た時よりも美しく。自分達が使う場所、物だから。快く過ごしてもらえるように。
そこには全員が楽しむためにピッチ上の人、それを支える人、取り巻く全てのものを大切に思うリスペクトがあると強く教えられました。

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