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第19回全日本ユース(U-15)フットサル大会 決勝ラウンドに進出する4チームが決定
2014年01月13日
第19回全日本ユース(U-15)フットサル大会の2日目は、1次ラウンドの残り8試合を行いました。中学3年生の選手にとっては、1次ラウンドで敗退すれば、これがみんなで戦える最後の試合になります。次に進めるのか、それとも悔し涙をこぼすのか。それぞれの思いが詰まった運命の2日目です。
大会初日、前回王者を破り、2連勝したグループCのコンサドーレ旭川U-15(北海道2)は、1勝1分で勝点4の津ラピドFC(開催地/三重)と激突。1次ラウンド突破を懸けた直接対決は前半4分、コンサドーレが先制しますが、前回の3位以上の成績を目指す津ラピドFCも反撃に出ます。しかし、チャンスをつくるもののゴールを決められません。一方、フィジカルの強さを見せるコンサドーレは、後半に松井熙選手が3ゴールを追加し、津ラピドFCを4-0で退けて準決勝に進出しました。
グループDでは、首位に立つマルバ茨城fc(関東/茨城)と長岡ビルボードFCジュニアユース(北信越3/新潟)が対戦。長岡ビルボードは、2点差以上で勝利すれば準決勝に進めます。この試合では、他の新潟勢2チームのFC五十嵐ジュニアユース(北信越1)と長岡JYFC(同2)が、「俺たちの誇り長岡」と同郷のライバルに声援を送りました。その声援を受け奮起した長岡ビルボードは、前半に2点のリードを奪取。しかし後半、マルバ茨城が迫力ある攻撃でゴールを狙います。13分に、オウンゴールで1点を返すと、その1分後に同点に。白熱のバトルの中、準決勝進出をあきらめない長岡ビルボードがパワープレーを仕掛けましたが、逆にマルバ茨城fcが20分、待望の勝ち越しゴールを決めて決勝ラウンド進出を決めました。
その他、グループAではブリンカールFC U-15(東海2/愛知)が、グループBではFC五十嵐ジュニアユースが共に全勝で決勝ラウンドへと駒を進めました。
大会3日目は準決勝と決勝を行います。
監督・選手コメント
澤田一雄 監督(津ラピドFC)
開催地の三重県代表としてぜひ決勝の舞台へ行きたかったのですが、残念です。今日は勝たなければ次の準決勝に進めないということで、選手にはミスしてもいいから思いっきり前からプレッシャーをかけようと伝えました。相手チームもうまく裏を狙ってきました。先制点を取られた後は劣勢になってしまい、同点にするチャンスもありましたが点が取れなかった。昨年はベスト4に入り、優勝に懸ける選手たちの思いは昨年以上に強かったのですが叶いませんでした。
川端壮太 選手(津ラピドFC)
今日でみんなとできるのが最後になったので残念です。とても悔しいです。最後までやり切れなかったことを考えると、自主練などもっと頑張れた部分があると思います。考えれば考えるほど悔しいです。大会を通して入り方が悪く、1試合目も引き分けになり、もったいなかったです。気持ちが一つになれば点も入り、勝つこともできると分かりました。これからもサッカーを続けるので、どんな相手にも勝てるように技術を磨き、メンタルも強化していきたいです。
藤田哲也 監督(長岡ビルボードFCジュニアユース)
ここまできたら、後は今までやってきたことをやるだけです。昨日は、みんなで夫婦岩にお参りに行ってきました。前からプレッシャーを掛ければ、相手はロングフィードができず(試合を)うまく運べるだろうと分析していました。予想通り、点を取ることができたので、守備をしっかりしてカウンターを狙おうと思っていましたが一歩及ばなかった。タフなゲームでしたが、新潟の2チームが応援してくれたので、選手たちもアドレナリンが出て最後まで戦いきれたのだと思います。
中澤海吏 選手(長岡ビルボードFCジュニアユース)
みんな気合いが入っていて、3試合の中で一番良い試合だったと思います。最初は緊張していましたが、先制点を取って波に乗れました。2-0になり少し気を抜いたところで失点につながり、そのまま相手にのみ込まれてしまった。勝てると思って次の試合のことを考えてしまい、シュートを打たれました。3年間自分たちが頑張ってきたからこそ全国大会に来ることができました。支えてくれた監督と親に感謝したいと思います。3年間で最後の大会だったので、勝って次に進みたかった。
JFA-TV
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大会の模様をハイライト動画、決勝戦はフルマッチ動画を配信します。
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