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都道府県サッカー協会取り組み紹介-フットサルの取り組み(鳥取県サッカー協会)
2014年12月01日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」の12テーマの下、ご紹介します。全国でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も引き続きフットサルの取り組みをご紹介します。
※以下の寄稿記事はJFA news 11月号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
フットサルの取り組み~鳥取県サッカー協会
「日程調整の壁を越え、フットサルの普及と強化を目指す」
尾崎貴宏 鳥取県サッカー協会フットサル委員長
鳥取県で行われている大会はほとんどが県協会主催の大会です。フットサルの選手登録数は人口比率で比較すると、全国的には上位にランクされています。特に3種・4種(中学生・小学生)年代の登録選手が多く、「バーモントカップ全日本少年フットサル大会」や「全日本ユース(U-15)フットサル大会」への参加チーム数も近隣の県に比べて多いようです。これらはサッカーの3種、4種委員会や各チームの協力によるところが大きいと感じています。
2005年からは「鳥取県フットサルリーグ」および「鳥取県女子フットサルリーグ」をスタートさせました。現在はそれぞれ9チーム、5チームが参加しています。
普及事業として、JFAファミリーフットサルフェスティバルも年3回開催しています。より多くの人にフットサルの魅力を感じていただくため、フェスティバルの参加チーム数を増やすことがいまの課題です。13年5月には、Fリーグのシュライカー大阪を招いて「とっとりフットサルフェスタ2013親善マッチ」を開催し、実際にトップレベルのプレーを目にしていただくことでフットサルの高い技術や魅力を伝えることができました。また08年度からは女子初級者を対象に「鳥取県女子エンジョイフットサルリーグ」を創設、小学生から大人までの8~10チームが参加しています。
今後、バーモントカップ全日本少年フットサル大会の開催時期が変更されます。サッカーの日程と競合して参加チームが減少しないよう、4種委員会との調整が必要となります。今年度は「全日本ユース(U-18)フットサル大会」が新設されたものの、本県からの参加チームはありませんでした。周知が不徹底だったことも要因のひとつですが、既存のリーグや大会日程との兼ね合いで参加が難しかったようです。参加チームを増やせるよう、働きかけていく予定です。
来年度からは「中国女子フットサルリーグ」も始まります。新たな目標ができることは喜ばしいですが、ここでもサッカー事業との調整が課題です。1種では現在、「中国フットサルリーグ」に参加しているチームはありません。近年は全国大会もないため、競技レベルの停滞が懸念されています。
いずれの種別もサッカーとフットサルを掛け持ちしている選手が多いため、日程調整の難しさがありますが、各種委員会・連盟と連携してフットサルの普及、運営、競技レベルの向上を図っていきます。
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