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JFA公認指導者研修会[障がい者サッカーコース]を熊本県・嘉島町で開催
2021年06月25日
6月19日(土)の午前中、嘉島町民会館・嘉島町スポーツ交流広場(熊本県上益城郡嘉島町)にて、JFA公認指導者研修会[障がい者サッカーコース]が開催され、12名の方が受講しました。
コロナ下ということもあり、熊本県在住者を対象に、初のショートコース(リフレッシュポイント10ポイント)での開催となりましたが、障がいのある・なしに関わらず、指導者がどのような関わり方や働きかけを行えば、JFA グラスルーツ宣言にある、「”誰もが・いつでも・どこでも”サッカーを身近に心から楽しめる環境を提供できるのか」について考える機会を持つことができました。
インストラクターコメント
上野二郎 JFA障がい者サッカーインストラクター
ショートコースでは、障がい者サッカーの指導の基本を理解してもらうこと、障がい者サッカーとの関わりを持ってもらうことを目的としています。講義で障がいの特性、障がいのある方への配慮を紹介し、実技では「ともにプレーする考え方」を学んでもらいました。「障がいのある方がサッカー、スポーツをする場、機会を”日常”にしていきましょう。一步でも半歩でも前に進めましょう」と結んで終了しました。短い時間ではありましたが、凝縮した内容を伝えていくことで、私自身も新たな気づきのあった研修会となりました。
熊本県協会の方々の積極的なサポートでスムーズな研修会運営ができました。コロナ禍にも関わらず、無事に開催できたことを感謝いたします。ありがとうございました。
主催協会スタッフコメント
竹下貴文 氏(一般社団法人熊本県サッカー協会)
指導者それぞれ置かれている環境は異なりますが、グループディスカッションや障がい者サッカー体験をする中で、これまでの経験を振り返り、今後の関わり方や働きかけ、チャレンジの重要性について考え、学びを深めることができました。今後もサッカーに関わる「だれもが、心からサッカーを楽しめるように!」、障がいのある方と「いっしょに」プレーすることを日常にしていくため、理解者・協力者を増やしていくことが大切だと感じました。
受講者コメント
太田慎吾 さん(嘉島セレシアFC)
言葉として「障がい者サッカー」を知ってはいましたが、実際に研修を受けて理解が足りていなかった部分が多いことに気づきました。トレーニングのオーガナイズや気遣いについては、自身の指導においても役立てられると思いました。障がい児への関わり方についてさらに学ぶことができたらと思います。
田山智雄 さん
サッカーにおいても日常生活においても社会が壁をつくっていることを痛感しました。周りの理解と配慮で、全ての人が心地よく生活できると思います。自分でも取り組んでいきたいです。
野村正実 さん(ブレイズ熊本)
講師の実体験からの説明があったり、受講者の意見をどんどん取り込んで進めていくので、わかりやすく、集中して真剣に受講することができました。初めての分野でしたが、サッカーを指導するうえで考えること、配慮の仕方を工夫することは同じだということを学びました。
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