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キッズ巡回指導レポート(9月)

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2019年10月21日

キッズ巡回指導レポート(9月)

日本サッカー協会は、各都道府県のキッズ委員会を中心に「巡回指導」を各地で開催しています。「巡回指導」では、各都道府県協会の巡回指導員が幼稚園や保育園、小学校を訪問し、子どもたちにサッカーを楽しんでもらえる各種プログラムを提供しています。サッカーの経験や知識があまりなく、なかなか自信を持って教えることができない保育士の皆さんや先生方に、サッカーの指導を得意とするスタッフが加わって、子どもたちがボールを使って体を動かす時間を設ける取り組みです。今回は9月に静岡で行った巡回指導の様子を紹介します。

9月26日(木) 登呂こども園(静岡県静岡市)

園児36名で開催しました。少し蒸し暑さの残る中での活動でしたが、広いグラウンドを思い切り走り回っていました。子ども達は、サーキットやボール遊び、試合など様々な活動を通して最後まで諦めず一生懸命取り組んでいました。運動が得意な子が多く、サーキットトレーニングでは、難しいことにも全力で取り組んでいる姿がとても印象的でした。ボール遊びではだんだんと難易度が上がっていくなかで、できる子がみんなの前で見本を見せ、上手にできた部分を伝えることで、周りの子が少しずつ自信を持てたり、その周りの友達の頑張る姿に刺激を受けている子もいました。このように仲間と協力することだけではなく、お互いの姿を見て切磋琢磨しあっていました。

スタッフコメント

瀧川翔 スタッフ(FA巡回指導員)
始めの挨拶や返事がとても元気でやる気に満ち溢れていました。サーキットやボール遊びでは、難しいことにもチャレンジしている姿が多くみられました。できないことに対してチャレンジする中で、できるようになった子が他のお友達へアドバイスをしたりと素晴らしい姿が見られました。また、試合では、勝ったチームも負けたチームも最後は笑顔で相手チームのお友達と「ありがとう」と握手し、お互いに称えあっていました。今回の活動を通して、できないことに向き合ってチャレンジすることや、お友達に対するリスペクト、またサッカーの楽しさを感じることができました。

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