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「第三回レオピン杯Copa Amputee」を開催
2016年05月18日
「第三回レオピン杯Copa Amputee」が、5月14日(土)・15日(日)に大阪・鶴見緑地公園で開催されました。
今大会は”初”の女性選手の登録・出場、そして得点、”初”の小学生選手の得点、広島・静岡チームとして、まだチームのない静岡の選手が参加した、アフィーレ広島は、チーム結成後”初”勝利など、アンプティサッカーの新しい時代の幕開けを感じさせる大会となりました。
優勝したFC九州バイラオールをはじめ、各チームのレベルが向上しており、拮抗した内容の熱戦が繰り広げられました。
また2日目に行われた体験会では、今年4月に設立された日本障がい者サッカー連盟の北澤豪会長が自らクラッチ(杖)を手に参加しました。また、北澤会長は決勝戦前にも選手を激励し会場を大いに盛り上げました。
大会の結果、個人賞は以下のとおりです。
第三回レオピン杯Copa Amputee 最終結果
優勝 FC九州バイラオール(2年ぶり2回目)
準優勝 FC ALVORADA
3位 関西セッチエストレーラス
4位 広島・静岡
5位 Asil Bee千葉・北海道
6位 TSA FC
個人賞
最優秀選手賞 : 加藤 誠 選手(FC九州バイラオール)
得点王 : 星川 誠 選手(FC九州バイラオール)
敢闘賞:平賀 智行 選手(広島・静岡)
ゲストコメント
北澤豪 日本障がい者サッカー連盟会長
素晴らしい試合を見せていただいた選手の皆さん、ありがとうございました。育成年代を含め多くの人に見てもらい、体験してもらいたいと思います。
主催者コメント
杉野正幸 アンプティサッカー協会副理事長
2012年アンプティサッカーワールドカップロシア大会での日本代表の惨敗をきっかけに実戦の場を増し選手強化を図るべく大阪を舞台に行っているレオピン杯Copa Amputee。3回目を数える今回は過去2大会と同じ顔合わせとなった決勝戦を延長・PK戦の末、FCアウボラーダを下したFC九州バイラオールが制し、2度目のタイトルを獲得しました。大会を通じて各チームのレベルアップが随所に見られ、日本アンプティサッカーの底上げが確認できた大会でした。
参加者コメント
加藤誠 選手(FC九州バイラオールキャプテン・MVP)
2年ぶり2度目の優勝を果たすことができ大変うれしく思います。決勝を戦ったFC ALVORADAとはいつも僅差の戦いで対戦をとても楽しみにしていました。今回も最後はお互い体力と気力の勝負となり運よくPK戦で勝利することができました。次は必ず50分で決着をつけられるようにチームとしてレベルアップするとともに、アンプティサッカーの普及活動にも一層力を入れていきたいと思っています。