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2016キッズリーダーインストラクター養成講習会を帝人アカデミー富士で開催
2016年05月26日
2016キッズリーダーインストラクター養成講習会を5月20日(金)~22日(日)の3日間、静岡県帝人アカデミー富士にて開催しました。これはキッズリーダー養成講習会の開催資格を持つインストラクターを養成するための講習会です。
*キッズリーダー:子どもたちへ体を動かすことの楽しさを伝える、10歳以下の選手や子供たちに関わる指導者・保護者等
今回の講習会では、講義、実技、グループに分かれての指導実践やグループワークを連日深夜まで行いました。受講生はJFAインストラクターから、講習会の基礎となるキッズ年代の発育発達に関する講義や、外部講師を招いてロジカルコミュニケーションスキルを身につけるためのコミュニケーションスキルの講義などを受けました。
指導実践では受講生が指導する側と受講する側に分かれ、キッズリーダー養成講習会の模擬実習を行い、お互いに評価しあう実技を行いました。
普段から幼稚園や小学校で子どもたちを指導している受講生たちはこの講習会後、インストラクターとして日本サッカーの基礎となる「子どもたちの未来に触れる大人の理解者」を増やす活動を各地域で行っていきます。
インストラクターコメント
山出久男 氏
「帝人アカデミー富士」の閑静な素晴らしい環境のもと、全国から56名の方々に研修へ参加いただきました。実技、講義、指導実践と「心」も「頭」も「身体」もハードワークしていただいた2泊3日の研修でした。「キッズ」の重要性は、日本のみならず、「FIFAグラスルーツセミナー」に代表されるように世界の各地で認識され、様々な取り組みが展開されています。多くの大人の方々に「キッズリーダー講習会」に参加していただくことで、子どもたちにとって「望ましい環境」を整えていただける「おとな」の輪を広げていくことが「インストラクター」として、日本の将来を見据えた大切なミッションです。今後も継続していかなくてはなりません。まずは、カジュアルに「子どもたちと共にからだを動かし、楽しむことから」始めてみましょう。
参加者コメント
村松尚登 さん
キッズリーダーインストラクターとしての知識を得る機会だったのと同時に、6歳から10歳までの子どもたちどの接し方を改めて考え直す素晴らしい講習会になりました。最近自身の指導がマンネリ化したと感じていたので、とても良い機会になりました。インストラクターの方も受講者の皆さんに対する気遣いが素晴らしく、また一方で厳しく指摘すべき時には、躊躇なく指摘されていたので心地よく受講できました。適切な緊張感を維持することもできて、有意義な講習会となりました。
前津文啓 さん
以前この講習会に参加したことがあるので、2回目の参加となりました。1回目は2004年に受講したのですが、その時から内容に深みと厚みが出ており、とてもよい学びとなりました。1人1人のインストラクターのキャラクターがありながらも指導の柱にぶれがないところは自県に持ち帰り、仲間と共通理解を持つことの大切さを実感しました。
森友優 さん
改めてキッズ年代のことを深く考えられました。また講習会ならではの全国の指導者との交流があり、様々な情報交換ができ勉強になることばかりでした。講義や実技もわかりやすく、自分の中で整理することができました。自県に持ち帰りアウトプットできるようにしていきます。インストラクターの皆さんは、歳が若い自分に対しても真剣に尊重して接してくれたため、居心地がよく3日間過ごすことができました。この講習会でインストラクター像が分かり、自分の目標となりました。