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Warm Blue 2017 アンプティサッカーやブラインドサッカーの体験会を開催!
2017年04月03日
「Warm Blue 2017」が4月2日(土)、国連が定めた「世界自閉症啓発デー」に合わせ、都内各地で行われ、一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟(JIFF)が参加しました。JIFFは渋谷区立神南小学校でアンプティサッカーやブラインドサッカーの体験会、電動車いすサッカーのデモンストレーション、JFA社会貢献委員会の委員長でアーティストの日比野克彦氏によるブルーフラッグワークショップなどを開催しました。
本イベントにはWarm Blue 2017を主催するGet in touchの東ちづる代表、長谷部健渋谷区長、北澤豪JIFF会長も来場し、体験会に参加したり、写真撮影を行ったりして、参加者との交流を深めました。
Warm Blue 2017は、障がいの有無にかかわらず、あらゆる人々が安心して暮らせる「まぜこぜの社会」を目指し、世界自閉症啓発デーのテーマカラーであるブルーをモチーフにした様々な催しを、東京都渋谷区など都内各地で毎年行っています。
JIFFでは、障がいの有無に関係ない共生社会の実現を目指して、昨年に続いて本イベントに参加しました。会場では、コスプレをした方や聴覚障がいを持った方がアンプティサッカーの体験会に参加したり、車いすに乗った方がブルーフラッグ作りに参加したり、参加者が電動車いすサッカーの選手から話を聞いたりするなど、様々な交流が行われました。
コメント
江崎晃司 さん
普段から障がい者サッカーに関わっていて、障がい者の方々がサッカーを楽しむ機会に触れられると聞いて参加しました。アンプティサッカーを初めて体験したのですが、ボールの運び方や杖の使い方がとても難しかったです。実際に使ってみて、どこに体重を置いたらいいのか、どのように杖を持ったらいいのか、使い方でプレーにけっこう差が出るんだなと感じ、勉強になりました。障がい者サッカーの普及は、もっとやらないといけないと思っています。一人でも多く、このような体験会に参加していただき、障がい者サッカーのことを知ってもらえるといいなと思いました。
矢野裕之 さん
今日は1度やってみたかったアンプティサッカーの体験に参加しました。移動するだけでも大変で、かなり筋肉を使い、やはり見るのとやるのでは違うなと感じました。ゲームを体験させてもらい、選手たちの速さやパワーに驚き、手に杖と汗を握って必死にボールを追いかけました。障がいがあってもなくても、男女もまぜこぜになって一緒に楽しい時間を過ごせるというのは、とてもいいなと思いました。良い経験ができ、ありがとうございました。
北澤豪 JIFF会長
アンプティサッカー、ブラインドサッカー、電動車いすサッカーを体験したり見たりするコーナーがそれぞれありましたが、一つのピッチの中でみんな一緒になっている雰囲気があり、我々が目指しているまぜこぜの共生社会の実現になっている感じがします。ここから一歩街に出た時に、少し考えてみたり、気にかけてみたりと、障がい者に対する見方や心の変化があるのではないかと思います。日本人の国民性として、もともとこういった温かい気持ちを持っていて、体験をすることで気づくこともあると思います。スポーツの価値を感じることもできるので、これからも機会があれば、ぜひ多くの方に参加してもらいたいと思います。