ニュース
障がい者サッカー7競技団体の日本代表が統一ユニフォームに
2017年06月30日
一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、6月29日(木)、JFAハウスにて「障がい者サッカー7競技団体統一日本代表ユニフォーム発表会」を行いました。
障がい者サッカーの各日本代表は、これまで別々のユニフォームを着ていましたが、2016年4月に日本国内の障がい者サッカー7競技団体を統括するJIFFが設立されたことに伴い、代表ユニフォームも統一されることとなり、アディダス ジャパン株式会社から障がい者サッカー各日本代表チームに、統一デザインのユニフォームが提供されることになりました。
発表会では、7競技団体の代表選手達が統一ユニフォームを着用して登場し、それぞれが統一ユニフォームを着用できる喜びや今後の抱負を語りました。
また、発表会に引き続き、第3回FIPFAワールドカップ2017に出場する電動車椅子サッカー日本代表壮行会が行われました。統一ユニフォームを着て最初に戦う代表選手8名が、一般社団法人 日本電動車椅子サッカー協会(JPFA)吉野忠則会長、浅岡俊彰監督他チームスタッフと登壇し、決意を語りました。日本代表チームは、6月30日(金)に開催地のアメリカ、フロリダ州のキシミーへと旅立ちます。大会の様子はJPFA公式FacebookやTwitterにて随時配信される予定です。選手たちの熱い戦いにご注目ください。
登壇者コメント
仲井健人 ろう者サッカー日本代表選手
多くの方々のご理解やご協力により、7つの障がい者サッカーが一つになったユニフォームができ、大変嬉しく思います。また、このような素晴らしい発表の機会を作っていただいた関係者へ感謝の気持ちでいっぱいです。本日、多くの方々にお越しいただき目の前にし、以前に比べて障がい者サッカーの注目度が上がっていることを実感しました。このユニフォームを目にした時、同じサッカーファミリーとして、今まで以上に他の障がい者サッカーと刺激しあい、支え合う関係になればと強く思いました。ろう者サッカーは7月デフリンピックがあります。来週開催される電動車椅子サッカーのワールドカップと共にいい結果を出し、このユニフォームを着た日本は強いということを世界に示したいと思います。今日のことを胸に秘めて、引き続き頑張って参ります。
塩入新也 電動車椅子サッカー日本代表選手
日本代表のユニフォームに袖を通し、清々しい気持ちと、身が引き締まる思いです。各競技団体のこれからの未来が詰まったユニフォームでもありますし、これを着て世界で戦って勝つという大きな目標といえるユニフォームになっていくと感じています。このような壮行会は初めてで光栄です。アメリカでのワールドカップは厳しい戦いとなりますが、チーム一丸となって戦ってきます。応援よろしくお願いします。