7月1日(土)、2日(日)の2日間にわたり「第16回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権（以下、アクサ ブレイブカップ）」の予選ラウンドがみなとみらいスポーツパーク（神奈川県横浜市）で開催され、2日間を通して949人が来場しました。日本サッカー協会の田嶋幸三会長も視察に訪れ、視覚に障がいをお持ちの方々にもサッカーの現場を楽しんでいただける「音声解説」など様々な工夫を知り、選手の素晴らしいプレーに、観戦にも力が入りました。

予選ラウンドでは、過去最多となる参加19チームが4組（5チーム×3組、4チーム×1組）に分かれて1回戦総当たりでグループリーグを行い、埼玉T.Wings、Avanzareつくば、たまハッサーズ、buen cambio yokohamaがそれぞれ1位で通過し、準決勝が行われました。

準決勝第1試合は、埼玉T.Wingsと、前人未到の5連覇を狙うAvanzare つくばの対戦。一進一退の攻防が続き、スコアレスドローのままサドンデスPKへ。両チームの第1キッカー、つくばの第2キッカーが外して迎えた埼玉の第2キッカー加藤健人選手が決め、埼玉が1-0で勝利しました。

準決勝第2試合は、たまハッサーズ 対buen cambio yokohamaの対戦。黒田智成選手が3ゴール、田中章人選手が1ゴールを挙げ、たまハッサーズが4-0で勝利しました。

その結果、7月23日(日)にアミノバイタルフィールド（東京都調布市）で開催されるFINALラウンドでは、11時00分から3位決定戦でAvanzare つくばとbuen cambio yokohamaが、13時30分からは決勝戦で埼玉T.Wingsとたまハッサーズが対戦します。FINALラウンドは入場無料ですが一部有料席を設けており、1枚のチケットで決勝戦と3位決定戦両方の試合観戦が可能です。

決勝ラウンド概要およびスケジュール

大会概要

1. 大会名：
第16回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権

2. 愛称：
アクサ ブレイブカップ

3. 日程および会場：
小雨決行、荒天の場合は中止
2017年7月23日(日)　FINALラウンド（アミノバイタルフィールド・東京都調布市）

4. 主催：
NPO法人日本ブラインドサッカー協会

5. メインサポーター：
アクサ生命保険株式会社／アクサ損害保険株式会社／アクサダイレクト生命保険株式会社／アクサ・インベストメント・マネージャーズ株式会社

6. 大会特設サイト

7. 入場：
FINALラウンドは一部有料席を設置
詳しくは、チケットガイドをご覧ください。

試合スケジュールおよび対戦カード

コメント

加藤健人 選手（埼玉T.Wings 主将）
埼玉T.Wingsとなって初、自分自身も初の決勝戦。今大会は、過去最多19チームが参加し、また日本選手権を4連覇中のAvanzareつくばに勝利しての決勝戦ということで、チームの力、メンバーの気持ちが1つになり、今までの積み重ねを結果であらわすことができました。決勝戦に進めなかったチームの分まで戦いたいと思います。埼玉T.Wingsは様々なメンバーがいるチームですが、優勝し「やればできる」ということを証明したいと思います。決勝戦では、今までの練習の成果を出し、悔いがないようにチーム一丸となって頑張りますので、応援よろしくお願いします。

日向賢 選手（たまハッサーズ 主将）
2年ぶりの決勝進出となりました。今年は3日間に拡大したこともあり、決勝戦へ向けて十分に準備をして臨むことができ、チームはとてもよい状態です。相手は埼玉T.Wingsということで、2017年3月のクラブチーム選手権の準決勝と同じ対戦相手。今一番勢いがあり、得点力もあるチームであると感じていますが、守りに入るのではなくハッサーズらしくボールポゼッションを高め、攻めるサッカーで5年ぶりの優勝シャーレをクラブに持ち帰りたいと思っています。応援よろしくお願いします。