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だれでもJoin♪ バンクル茨城ダイバーシティFCがHIBINO CUP 2017に参加
2017年07月25日
JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「障がい者サッカー(だれでもJoin♪)賛同パートナーであるバンクル茨城ダイバーシティFCは、2017年7月23日(日)、茨城県水戸市の水戸芸術館前広場で「HIBINO CUP 2017」に参加しました。
HIBINO CUPは、アーティストの日比野克彦さんが考案した、茨城県水戸市が発祥のサッカーイベントです。午前はオリジナルのサッカーゴール、ボール、ユニフォームを製作するワークショップ、午後はそれを実際に使用したサッカー大会を行いました。ゴールは段ボール、ボールはエアパッキン、ユニフォームは白いTシャツを材料に製作。大人から子供まで、サッカー経験の有無を問わず誰でも参加できるイベントとなっています。バンクルは障がい児を中心としたジュニアチームとコーチでバンクルアミーゴとバンクルパクスルズの2チーム編成しました。全14チーム中、バンクルアミーゴは3位、バンクルパクスルズは5位となりました。
参加者コメント
参加者
全員本気で頑張りました。試合中もみんなの勝ちたい気持ちが伝わってきました。4勝できたので嬉しかったです。手作りのボールはあまり飛ばなかったけれど、試合はとても面白かったです。
担当者コメント
監督 大橋 弘幸さん
我々のようなサッカー大会に参加する機会が限られた現状にあるクラブにとって、このような「誰でも参加させてもらえる大会がありますこと、大変ありがたく思います。スタッフの皆様も歓迎してくださり、対戦していただいた相手さんも、温かくも熱く勝負してくださいました。みんなでゴールやボールを作るという活動も、障がいのある子供たちにとっての学びの場になりました。
ボールやゴールが不規則なので、サッカーの中でも、考える力が養われたり、ボールが転がりにくくコートが狭いので、普段の試合でもなかなかボールを触れない肢体不自由の選手や、知的障害の子にも多くのチャンスが回ってきました。夢中になってボールを追いかけて楽しめていたのが印象的です。
みんなで行動することや、創造し、自らの力で作り上げる力を刺激されたと思います。
サッカーを通じて人間の心を育てる我々にとっては、理想のイベントです。
自分達で場を作り、仲間外れを作らずみんなを巻き込んで真剣勝負で遊ぶ、まるで古き良き時代の外遊びのようなスポーツの楽しみかたが出来たことで、サッカーを楽しむ原点に立ち帰ることが出来た一日でもありました。
ゲストで来られていたバスケのBリーグの茨城ロボッツの選手にスポーツの垣根を越えて触れ合えたのも子供たちにとっては思い出になりました。大会関係者の皆さんには感謝の気持ちで一杯です。
今後、この大会には毎年参加させていただこうと思います。ありがとうございました。