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キッズ巡回指導レポート(11月)
2019年12月19日
日本サッカー協会(JFA)では、各都道府県のキッズ委員会を中心に「巡回指導」を各地で開催しています。「巡回指導」では、各都道府県協会の巡回指導員が幼稚園や保育園、小学校に出向き、子どもたちにサッカーを楽しんでもらう各種プログラムを提供しています。サッカーの経験や知識があまりなく、なかなか自信を持って教えることができない保育士の皆さんや先生方に、サッカーの指導を得意とするスタッフが加わって、子どもたちがボールを使って体を動かす時間を設ける取り組みです。ここでは11月に行われた各地での巡回指導の様子をご紹介します。
11月1日 北浜南幼稚園(静岡県浜松市)
今回は20名の園児のみなさんと行いました。教室ではボールに慣れるように、はじめは簡単なボール運動、ボールタッチやドリブル、ドリブルシュートの練習を行い、最後に試合を行いました。最後まで一生懸命に楽しく行うことができました。
コメント
松本和也 スタッフ(FA巡回指導員)
当日は天気も良く暖かい日で、子どもたちも元気よく動き回っていました。北浜南幼稚園の園児たちはとても元気の良い子どもたちで、特に女の子たちが積極的に参加してくれました。試合形式では男の子に負けないぐらいに女の子もボールを奪いに行くことができ、白熱した試合展開になり最後まで一生懸命な姿が印象的でした。
担当先生/巡回先関係者(園長、保育士等)
サッカーをする前にボールに慣れるためのさまざまな活動があったことで子どもたちの緊張がほぐれました。子どもたちの声に耳を傾けながらもテンポよく活動を進めてくださり、最後まで楽しく参加することができました。
11月18日 多賀幼稚園(静岡県熱海市)
園児36名で開催しました。体育館での活動となりましたが、園児たちは始めの挨拶から元気よく、力いっぱいに走り回り汗を流していました。試合でも最後まで諦めることなくボールを追いかけていて一生懸命にゴールを目指す様子が伺えました。
コメント
木村悠貴 スタッフ(FA巡回指導員)
どの園児たちも元気いっぱいに迎え入れてくれました。コーチとの約束をしっかりと守り、難しいことにも積極的にチャレンジしていました。できなかったことができるようになる喜びや運動の楽しさを存分に感じてもらえたと思います。
11月21日 掛川中央幼保園(静岡県掛川市)
今回は86名の園児のみなさんと行いました。3クラスを各クラスごとに行い、どのクラスの子どもたちも最後まで一生懸命に楽しく行うことができました。
コメント
望月健伍 スタッフ(FA巡回指導員)
教室ではコーチたちやボールに慣れてくると子どもたちも緊張がほぐれて、少しずつ難しくなっていくボール運動にも一生懸命に取り組み、ドリブルシュートの練習では回数を重ねるごとに、ドリブルは速く、キックは強くできるようになりました。最後に行った試合では、練習したボールタッチやドリブルをするシーンが見られて試合も楽しく行うことができました。
担当先生/巡回先関係者(園長、保育士等)
初めのウォーミングアップで子ども1人につき1個のボールを使うことで、子ども達はボールに親しみ生き生きと楽しんでいました。また、運動が苦手な子ども達やサッカーを知らなかった子ども達がサッカーに興味をもつきっかけになりました。指導終了後も園庭にゴールを出していると、子ども達は楽しそうに遊んでいました。今回、プロの方に指導して頂いたことで保育者自身もボールでの遊び方の勉強になったので、今後の活動に取り入れていきたいです。
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