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女子中学生クラブチーム創設支援プロジェクト「HER TEAM」スピンオフ企画『HER TEAMオンライントレーニングセッション』を開催
2020年06月26日
日本サッカー協会とアディダス ジャパン株式会社(adidas)は、中学生年代の女子クラブチームの創設支援を目的としたプロジェクト「HER TEAM」を展開しています。本プロジェクトのスピンオフ企画として、6月20日(土)に同プロジェクトに申込済みのチームの希望者65名を対象に、WEB会議システムを用いてオンライントレーニングセッションを実施しました。
セッションは三部構成で開催され、まず第一部では、新型コロナウィルス感染症拡大防止のために活動を自粛していた選手やチームが活動を再開するにあたり、怪我のリスクを低減させるために再開時に留意することや中学生年代の女性特有のコンディショニングについて、なでしこジャパンに帯同する中野江利子アスレティックトレーナーが情報を提供しました。第二部では、現役のなでしこジャパンのメンバーである岩渕真奈選手、小林里歌子選手が普段のトレーニング前後で実施しているストレッチをデモンストレーションで披露し、参加者の女子中学生たちも画面越しにストレッチに取り組みました。第三部はQ&Aセッションとして、食事や睡眠、試合時に気をつけていることなどについて参加者から具体的な質問が飛び、中野アスレティックトレーナーや岩渕選手・小林選手がそれぞれの知見や経験に基づく回答をするなど、活発な意見交換の場となりました。
参加者からは「貴重な機会をありがとうございました」「明日の練習から取り入れてみようと思います」などのコメントを頂きました。
同プロジェクトは、第一次応募締切が6月30日(火)、第二次応募締め切りは10月31日となっております。
女子クラブ創設支援を希望する方は、プロジェクト特設サイト よりお申し込み頂けます。
講師コメント
中野江利子 アスレティックトレーナー (日本サッカー協会)
今回のオンラインセッションでは、新型コロナウィルスの影響により活動休止していた女子中学生を対象に、活動再開に向けた注意点などをレクチャーしました。長期間の休み明けは傷害発生率が高くなると言われています。そこで特に、傷害予防のためのセルフコンディショニングについて実技も交えて指導しました。セルフコンディショニングは、自分自身の身体を知って、何をやるか、なぜやるか、どうやるか、が重要だと考えます。今回は岩渕真奈選手と小林里歌子選手が参加してくれたおかげで、二人ならではのセルフコンディショニングをより楽しく学べたのではないかと思います。
なでしこジャパンを目指す女子選手たちが、怪我なく楽しくサッカーをすることができるよう、これからもサポートしていきたいと思います。
主催者コメント
七田佳代 さん (アディダスジャパン株式会社)
「HER TEAM」 プロジェクトは、2020年3月に立ち上がりました。既に全国より多くの新規チームから応募を頂いております。同時に、新型コロナウィルスの影響で、チームを立ち上げたが練習が開始できていない、といった声も届きました。
このような状況の中、応募頂いたチームに少しでもサポートが出来ないか、という想いで実施をしたのが今回のオンライントレーニングセッションです。
セッションの冒頭、岩渕選手と小林選手の顔がスクリーンに見えた際に、ワーっと歓声が上がったのが印象的です。(※両選手は当日、サプライズで出演)
中野アスレティックトレーナーと選手によるコンディショニング講座は、体験談や事例を多く踏まえて進行頂きました。熱心にメモを取っているプレーヤーも拝見し、今回のセッションが少しでもチームの力になっていると嬉しいです。
今後もアディダスは、JFAと共に女子中学生年代のプレーヤーを応援していきたいと思います。